使用する変数の種類に応じて宣言の時に使い分ける必要があります。
int
double
string
bool
color
datetime
です。
その1では、int double string を説明します。
int
整数を宣言する時使用します。
移動平均線の本数など、整数で処理できるものはこれを使います。
使用できる整数の範囲は、-2147483648 ~ 2147483647 です。
15 68446 -98546
等、小数点以下がいらないものはintで宣言します。
仮に小数点以下があるものを入れても、小数点以下が無視されます。
int a;
のように宣言します。
宣言と同時に数値を代入する時は、
int def = 68446;
int ghi = -98546;
のように記述します。
double
小数点以下のある、実数を宣言する時に使用します。
通貨ペアの価格や色々な指標の値などはこれを使用します。
使用できる整数の範囲は、 -1.7 × e-308 ~ 1.7 × e308 です。
12.111 -956.1007 0.0001 16
等を扱います。
double qwe;
のように宣言します。
宣言と同時に数値を代入する時は、
double a = 12.111;
double b = -956.1007;
double c = 0.0001;
double d = 16;
のように記述します。
d のように整数を宣言しても、16.000000 のように小数点以下が付きます。
string
文字列を宣言する時に使用します。
文字列は " ダブルコーテーションで囲んで使用します。
"This is a character string"
"Copyright symbol \t\xA9"
"1234567890"
のようなものを扱います。
string A;
のように宣言します。
宣言と同時に文字列を代入する時は、
string B = "Copyright symbol \t\xA9";
string C = "1234567890";
のようなものを扱います。
string A;
のように宣言します。
宣言と同時に文字列を代入する時は、
string A = "This is a character string";
string B = "Copyright symbol \t\xA9";
string C = "1234567890";
のように記述します。
C は数値を代入していますが、これはあくまで文字列として代入しているため、
計算に使用することはできません。
今回説明したint と double の使い分けには注意が必要です。φ(.. )
小数点のあるなしで計算の結果が変わる時がありますので、気をつけてくださいね♪