2014年ブラジルワールドカップ決勝トーナメント1回戦【アルゼンチンvsスイス】前半 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 12分。アルゼンチンのメッシが左サイドから5人ほどをひきつけて高速クロス。ボックス内の味方がもっと積極的に裏を狙う動きをしていたら怖い攻撃になったと思います。

 

 
 19分。アルゼンチンのメッシが右サイド深くでふたりの敵を抜こうとしますが、もう少しのところで止められてしまいました。

 

 
 ボールロスト時、メッシの周りにサポートの選手がまったくいないことに驚きました。【メッシにおまかせ】というチームのきまりごとなのかもしれませんが、もっとサポートがあればちがう展開が生まれたと思います。

 

 
 20分。スイスの中盤の選手が右側を走る味方に合わせてスルーパスを狙いますがカットされてしまいます。敵が密集している右側の味方より、左側の味方にパスを渡したほうがよかったと思います。

 

 
 22分。アルゼンチンの中盤の底の選手が左SBのオーバーラップに合わせるようにスルーパスを出しますが、なんなくインターセプトされてしまいました。スルーパスを狙うには距離が長すぎます。もっとシンプルに右の味方につないだほうがよかったと思います。

 

 
 23分。アルゼンチンのメッシがアタッキングサードで数人をひきつけてから、イグアインに合わせるようにペナルティアークへスルーパス。しかし、イグアインは左からマークにつかれていたのでパスはもらいにくいです。メッシは思いきってGKにはじかせる目的でミドルシュートを打ってもよかったと思います。

 

 
 25分。スイスのシャキリが後ろ向きの状態で右サイドの裏を狙うメーメディにパス。結果的にCKは得られましたが、アタッキングサードでフリーでいた味方へのパスのほうがよかったと思います。

 

 
 27分。スイスのシャキリがひとりかわして右サイドからボックスに侵入し、6人をボールウォッチャーにさせてからジャカにプルバック。ジャカのダイレクトシュートはGKに止められましたが、シャキリの見事なチャンスメーク能力でした。

 

 
 38分。スイスのカウンター。裏に走るドルミッチに完璧なスルーパスが通ります。アルゼンチンのGKは飛び出さなかったので1対1の状況が生まれたのですが、ドルミッチはダイレクトループを狙って無残に失敗。シュートは真正面で止められてしまいました。

 

 
 ドルミッチはそんなオシャレなことをする必要はありません。アルゼンチンDFが戻ってくるのにはまだ時間があったので、トラップしてから冷静に1対1に持ち込み、左右の2択で充分だったと思います。スイスは1点を損してしまいました。

 

 
 40分。アルゼンチンのメッシがディ・マリアとのコンビネーションでバイタルエリアに侵入。シュートコースは空いていましたが、利き足の左足で狙える状態ではなかったためか、シュートにはいかずにイグアインへのパスを選択します。しかし決断が遅すぎて読まれて取られてしまいました。

 

 

 

目次へ

蹴球革命へ