「コア」から「足」への流れ | めるもバレエ metamorphose Ballet

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バレエスタジオをつくることになり、奮闘する様子を中継してます。

2024年2月オープン
東横線 日吉 綱島・グリーンライン高田駅@横浜

 ボディーワークには流行があり、少し前は「コア!インナーマッスル!」と言われていたが、今は「足/脚/足の裏」だ、と聞いたことがあり、確かに足に関するワークショップや勉強会がここ数年増えています。

 けれどこれは流行というより、自然な流れなのだと思います。わたし自身のセッションも、気づくとそのような構成になっています。

 まずはやはりコアなのです。体幹がしっかりしないうちに、立つそして伸びるという感覚は分かりません。そこが分からない状態でフットワークをしていくのは難しいのですね。フットワークは中級以上のエクササイズだと感じています。

 初めてから初級の方は、徹底的にコアと軸の伸びを理解してもらうためのエクササイズを行います。コアが入りやすい屈曲のエクササイズが多くなります。アティキュレーション(脊柱の分節)もたくさん取り入れてコアをつくっていきます。これで半年から一年くらいかかるかな。
 そこから初中級で、フットワークなどを取り入れていきます。
 次はいよいよ伸展に入っていきます。伸展のエクササイズは上級ですね。コアが抜けないように背中を反らせるのはとても難しいです。まずは重力を利用した受動的な伸展、さらに自力での伸展ができるようになったらすごい!

 わたしが今見させていただいているクライアントさんはほぼ初級で、フットワークを始める段階に入られた方も少しいます。自力での伸展や、サイドラインでのエクササイズなど上級に到達するまでピラティスを続けてくださったらうれしいなと思いますおんぷ

2013年2月20日 追記「非実在軸」
 なぜ体幹が先で足はその後なのか。体幹には「本物の1本の軸」つまり背骨があるのでまだ分かりやすいのですが、脚の部分にはそのような実在する軸がないために自分の意識でバーチャルな軸をつくるしかないのです。2本の脚の間、内腿などに軸の代わりをしてもらうことになるのですが、これは初心者には難しいですよね。体幹の軸もはっきりと分からない段階でバーチャルな軸をつくって立つことは難儀です。

 もう、二足歩行ってほんとうに大変です!

 下半身には本物の軸がないため人間の身体はぐらぐら揺れているし、それでバランスを取っているので揺れていていいのですよ(^◇^)


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