綺麗な女の子の結婚式に呼んでもらった。
モデルのような華やかな子。幸せそうな笑顔。写真の撮りがいのある花嫁。
フランクで、これまた人気者キャラの旦那さんとの結婚自体も羨ましいけど、
慕ってる感じの、俳優みたいにかっこいい弟さんや綺麗なお母さん、涙ながらに手紙を読む友達の姿に感銘を受けた。
どれだけその子が皆に愛され、大事にされてるか、よく表れてる式だった。旦那さんは、年齢が離れてるのもプラスしてか、花嫁さんにメロメロなのが溢れてるし(もうすぐ生まれて来る息子にまで嫉妬してるくらい)。
旦那さんの両親がご存命のうちに、きっと見せたかっただろうなぁ...と思うと切ないけど。こればっかりはしょうがない。コントロール出来ない。
そりゃあ私だって、可能なら母が元気で弟とも普通に仲が良いうちにできてたら...一番楽しかったと思うよ。結婚式。
私自身が不安定になって、壊してしまったものが色々ある。母のせいだとは言わないけど、病気の家族がいても元気で明るく強く生きてる人達はたくさんいるだろうけど、私は結構弱かった...、影響を周りに出してしまった。
周りの人間関係を大事にし、愛されてきた子はこんな式が出来るんだなぁ...と思ったのだった。
私も、どっちかというと結婚式をしてみたいタイプだけど、弟2人は来てくれるかわからないし、母は普通に歩けないし動きがおかしいから、皆に気を使わせそうで、本人も出席を嫌がるかもだし、泣きながら手紙を読んでくれる友達はいなさそうだ…
でも、それも全部私を表してるんだろう。今までの行いのせいだろう。人間関係を、そんなに大事にして来なかったせいだ。
愛されてる子のお祝いの場を見せてもらって、自分との違いを、色々考えさせられた。
それでも落ち込むというよりは、元気になったよ。幸せな気分になった。華やかな場。美味しい食事。
久しぶりにドレスを来て、美容院に行って(美容師さんとの会話も楽しかった!)、受付までさせてもらって、色んな、可愛くオシャレな祝儀袋を受け取る係をして。
楽しかった。
あれは、一つのショーですね。時間もお金もかける甲斐のある、沢山の人達と共に入念な準備のされた、人生で一度の華やかなショー。
これからの人生、一緒に生きて行こう、って約束し合う伴侶と出会うって、やっぱりすごいと思う。
そりゃあ、のっぴきならない事情で別れてしまう夫婦もいるけど、たとえそれでも、そう思えた時期があったということが、やっぱり奇跡だと思うのです。
求めてても出来ない時期が長いと、余計にそれがどれだけ奇跡的なことか、わかる。
そんな奇跡の相手をお披露目し、皆に日頃の感謝を伝えるショー。刺激的で、楽しかった。呼んでもらえて嬉しかった。
でも、もっとオシャレしていけば良かったなぁ。
前の日、生徒の居残りに付き合って23時くらいまで塾にいて、帰るのが遅くて、朝早く起きれなかった。
式は14時からだったし、それでも全然時間はあったんだけど…
でも言い訳だなぁ。
私は、時間を上手く計画的に使えない。致命的に。
反省だなぁ…
今日は、これでもいつもよりは早く家に帰れるから、家事とかしよう。
いい1日だった。
人生にはこういう刺激は大事で、貴重で、必要だ。姿にかけて色々教えてもらうことがあった。呼んでくれてありがとう。
でもその子もね、可愛いだけじゃなくて色々苦労してきた子みたいだから。誰でもそうだけど、人一倍不安も、悩みも、乗り越えてのこの日のはずだから。私も、見習って笑顔で頑張る。頑張り過ぎないように頑張る。
ちゃんと希望を無くさずに。
お裾分けしてもらったお花を、母にあげよう。