$黒つぐみの巣 - C'est le nid du merle noir.


今日はすごく疲れていたので、会社帰りに本屋に立ち寄ってみた。

私はなにかアイディアがほしいとか、世の中の状況を知りたかったりとか、ちょっと悩んでいることがあったりすると、本屋に行って、ヒントを得ることにしている。

今日、本屋に立ち寄った理由は、ちょっと悩んでいたから。
会社で交わしたちょっとした会話で悶々と考えてしまったのである。

本屋に行くと、ヒントを得られるというのは、
ひとりで考えていても同じ考えの堂々巡りだったり、
人に相談するには自分の中でまだ整理がついていないという時だったりする。


今日、ああ、これかもしれないと思った本は、
写真家・蜷川実花の『オラオラ女子論』。

彼女の仕事の仕方から、子育てまで、そのポリシーが簡潔に書いてあるのだけれど、
わかったのは、というか、思い出したのは、
私が迷路に迷い込んだような心境に陥るときは必ず、
起こりもしていない未来のことを憂いていること(笑)
そして、受け入れがたい他人の価値観を無意識に受け入れようとしている時かな。
(一応、相手のいうことをきかねば、協調せねばという意識が働くので・笑)


自由に選択できる環境にいるだけに、将来が不安になってしまったり、
誰かの選択に自分の人生をまかせようとしてしまっていたり。


同じ状況でも、捉え方がかわれば、不幸にも幸福にもなれるっていう。

まぁ、そうだよね。


いつだって、精神的にも、経済的にも、自立して、
かつ好きなことに関わっていたい(けど、それなりによわい)っていう女性には
オススメの1冊だと思う。