「西洋美術史スペシャルセミナーはこんなあなたにおすすめ」
前回の記事（ >>その１＿攻略本で挫折した人 ）のつづきです
例えば・・・
・ローマ帝国の東西分裂は、何とつながる？
・ローマ教皇とローマ皇帝って、どっちがどんな存在？
・新約聖書と旧約聖書、どっちが何で、いつ、どうやって成立？
・カトリックとプロテスタントの違い （および正教会も）
・宗教改革・反宗教改革とは？ 絵に描くとどう違う？
etc...etc...
（あとは、エンジェルとキューピッドの違いとかも、ね）
美術館によく行かれる方でも、上記について
「聞いたことはあるけど、実はよく分かりません」という方は、
決して、少数派ではありません。
「そんなこと、絵画鑑賞と関係あるの？」 と思う方、
はい、大アリです。
「そんなの知らなくても、充分、絵は楽しめますよ」
とおっしゃる方、
たしかに！
知らなくても、絵を「眺める」ことはできますし、
美術館に独特の、あのなんともいえない雰囲気を
楽しむことはできるでしょう。
けれど、このような社会の流れと、
絵画表現とのつながりに関する 一定の知識を持たない限り、
絵画は、「キレイだな」「好みだな」という
見方をする以外になく、
そこからさらに面白さや楽しさを感じて、
思索を深めるには限界があります。
せっかく絵を観るのがお好きなら、
ぜひ、あと一歩、踏み込んでみてください。
その先には、想像を超える世界が広がっています。
実は、色使いや描き方、画家の個性など、
いわゆる「絵の雰囲気」というような、
感覚領域で楽しむ部分も、
テーマを知った後では、
知る前の何十倍も楽しめるようになります。
見るだけで楽しかったあなたは、
テーマを知ることで、いっそう絵画を深く楽しめる素養を
すでに持っている方なのです。
もしかしたら、知ってしまったあとでは、
知らずに観ていた今までの時間を「もったいなかった」と
思うかもしれません。
そんな風に感じる前に
お伝えしておきたいことは
（よく使われる言葉ではありますが）
知るのに遅過ぎることはない、ということ。
何も知らずにただ眺めていたその絵画に、
後から意味が与えられることによって、
あなたの記憶の中で、新たな地位が与えられ、
鮮やかに蘇ります。
それは、一種の快楽です。
限られた人にだけ許された、
知的な喜びを味わいに来てください。
これまでにも美術館に、
たびたび足を運んでいる方は、
たぶん今後も、美術館にお出かけになることでしょう。
この先の人生における絵画鑑賞に、
明確な密度と充実感の違いを見いだすための、
絶好の機会です。
ギリシア神話も、キリスト教も、
非常に大きなテーマです。
今回のセミナーでは、
・「ギリシア神話と絵画」
・「キリスト教と絵画」
・「ギリシア神話とキリスト教」のそれぞれの関係性から、
最初のステップとして、
構築して欲しい概念（世界観）をお話します。
この「世界観」を持っていない限りは、
仮に、平易な言葉で描かれた初心者向けの入門書であっても、
読み進めることができません。
>>参考記事：誰も教えてくれなかったこと
二大テーマの全ての事例を追求するとしたら、
一生かかっても終わらないくらいの
壮大な計画になりますが、
あなたがこの先も興味を持ち続け、
ご自身で知識を深めていけるような、
最初の地図を一緒に描くことは、
半日をいただければ、充分可能です。
私の役目は、美術の扉を開き、
最初のステップを適切に踏み出して、
その後は、ご自分の足で、
自由自在に歩いていけるようにあなたを導くことです。
ここまでこの投稿をお読みになって、
ご興味を持ってくださった方の、
お申込みを心よりお待ちしております。
西洋美術史スペシャルセミナーギリシア神話とキリスト教を半日で制覇する！
日程：10月29日（土）
時間：午後１時半～５時
会場：渋谷駅 東口より徒歩３分
受講費：18,000円
西洋美術における二大テーマ、
「ギリシア神話」と「キリスト教」と絵画の関係
ご参加を希望される方は、
下記より、お申し込み登録をお願いします。
>>ご案内ページはここから
お申し込み登録後、詳細のご案内を記したメールを
ご登録のアドレスに送信します。
メールの内容に沿って、受講料お支払いのお手続きをお願いします。
まったく予備知識がない状態で来ていただいて
大丈夫です。
現在、お問合せや、お申込みをくださっている方も、
「初心者なのですが・・」とおっしゃる方がほとんどです。
そのような方々に向けた内容で構成します。
お申し込みを、お待ちしています。
講師：内田ユミ
