西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

絵画の見方・味わい方、西洋美術史の魅力を知りたいあなたへ
メルシーパリ.ネット運営者ブログ

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(1931年「記憶の固執」の部分)




「部屋には、必ず時計を置かないとダメだよ」


 

亡くなった祖母から、

子どもの頃に何度か聞かされた言葉である。

 

「時計のない部屋では、時が流れないから」


 

 

その理屈は、分かるような、分からないような・・

 


当時の私は、なんとなく変だと思いながらも、

 

何がどう変だと思うのかも、自分で把握できなかったのだけれど、

 

 

 

今は、祖母の言いたかったことも、

 

当時の自分が感じていた違和感の正体も、

 

自分なりに言葉にできる。


 


 * * *
 


 

例えば、物置として使っている部屋など、

 

あまり人が入らない場所に足を踏み入れた時、

 

その空間内では、

 

時が止まっているような印象を受けることがある。

 


 

そこでは、前に誰かが立ち入って以降、

 

まさに時が止まっていたと思わせる空気がある。


 

 

人の出入りがないばかりか、何も動くものがなく、

 

何の音もしないから、一切の振動が起こらない。

 

空気が澱みは、時の停止である。

 

 

 

もし、そこに、きちんと動く時計が置かれていたら、

 

それだけで、空間の印象は変わるだろう。

 


 

人が住む部屋でも同様で、

 

カチカチと時を刻む時計を置くことで、
 

時間が流れ、「生」を意識できる。



 

時間が流れるから、時計が動くのではなく、


時計が動くことで、正常に時間が流れていくのである。

 

 

 

・・・ということを、

 

たぶん、祖母は言いたかったのではないか、と思う。





そして、私は、

 

時計の有る無しに関わらず、


時は流れるはずだ、と感じていたのである。

 


 

 

 

 

 

 

 

カマンベールチーズのように、
 

だらりと溶けて

 

時を刻むことを放棄した時計。

 

 

 

皿の上に残った一片のチーズから


着想を得て描かれたという、
 

ダリの作品に登場するモチーフである。

 


 

止まった時計が象徴するのは、
 

活動の停止、つまり「死」であろう。



 

>時計についていえば、それは、

 

>すべからく柔らかくなくてはならない

 

(自伝「我が秘められた生涯」より)

 



 

 

溶けた時計に関しては、
 

ダリ自身の言葉も残っているし、


 

社会の慣習に関する反発、憎悪などを表現したという説も

一般的によく出会う。


 

さまざまな研究者が言及しているところではあるが、

 


 

 

私の個人的な思いとしては、

 

自分の幼少時の記憶と重なって、


 

永遠を渇望する心理の表れなのではないか、


という想像が

 

見るたびに、脳裏をよぎる。

 

 


やわらかく溶けて歪んだダリの時計・・・






>>「ダリとシュルレアリスム」セミナーお申込み受付中
9月24日(土)夜 会場:渋谷駅前
講師:内田 ユミ
受講費:3,800円





 絵画の見方・西洋美術の楽しみ方をお伝えしています
 

 


 

 

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「美術館には、よく行くけれど、

 

 絵のことは、実は ほとんど分かりません」

 



お目にかかる方々から、

しばしば お聞きする一言ですが、


全6回のプライベートレッスンを受けてくださったら、

もう、このセリフは封印できます。




>>西洋美術史パーフェクトプログラム:プライベート

 



 

毎回のレッスンでは、

単なる絵画解説にとどめるのではなく、

今後の生涯にわたって、ご自身で発展し続けられるような

 

「方法論」をお伝えします。




西洋美術史という「窓」を通して、

 

世界の見方そのものをグレードアップさせたい方、


半年後に、今とは違うご自分に会いたいと思う方のための

レッスンです。
 

 



今お受けできるのは、

主に平日・主に休日のレッスンとも

各1名様です。




かつて、1回限りの企画セミナーや、

 

パーフェクトプログラム全6回のうち、いずれかの回を

 

受講したことがある方にも


 

完全個人レッスンは、全く違う体験として

 

楽しみにお越しいただいています。



9月1日以降の受付け分より、

価格を改訂する予定ですので
(3割強の値上げとさせていただきます)

ご検討中の方は、8月31日までにご一報お願いします。

 


▶︎お問い合わせフォームはここから
 

お申し込み希望ほか、日程などの条件の確認など、


ご相談の内容でもけっこうです。

 

 

 





西洋美術史を 「体系立てて」個人レッスンとして

提供している講師は

 

おそらく日本で、他にいない

(か、いてもごく少数)と思われます。




どんな雰囲気か想像がつきにくいかもしれませんが、

 

例えるならば、

カフェなどで時々見かける

 

 

外国人講師による英会話レッスンのような感じです。


 

 

(実際は、資料やパソコンを広げて2時間強

しゃべり続けるので、カフェは使いませんが・・)

※お隣と席が近かったり、テーブルが小さかったりするため






 


カリキュラムは、通常セミナー形式で行っている

パーフェクトプログラム全6回に準じますが、



1対1の対話形式ですので、

密度は、より濃くなります。

 

 


これは、同じ内容を扱っても、

教室で聞く授業と

家庭教師から受ける授業に違いがあるのと一緒です。

 

 

 

 

また、実際のところ、

個人レッスンならではの特徴として、

 

受講してくださる方のご経験や、現在のご興味にあわせて
 


事例などの内容や、例え、表現などは、

 

都度、変えていますので、



基本カリキュラムはあるものの、自ずと

より、その方にあった内容になっていきます。









絵画を見方を知るということを通して、

私がお伝えできることは、

 

 

美術史の知識はもちろんですが、

 

 

 

それだけに留まらず、

その方の内面世界を無限に広げることです。
 

 

 


それは、未知の世界を知ることだけでなく、

 

今までに蓄積してきたものを

 

再構築することも含まれます。

 

 


 

受講してくださった方々は、

自分で認識しておられるより はるかに、

 

ご自身が豊かな存在だったことに気づいていかれます。

 


 


そんな体験にご興味のある方、

ご縁のある方とお会いできるのを

楽しみにしています。


▶︎完全個人レッスンご案内ページはここから
(あなたの眼を入れ替えます)

▶︎お問い合わせフォーム




講師 内田 ユミ




※参考記事 >>絵画に関する知識はオマケみたいなものだったと思う... ...



 

 


 絵画の見方、西洋美術の楽しみ方をお伝えしています。


 

 

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風景画を見ていると「絵の中に入ってみたい」と思うことがある。


もう少し現実的な表現を使うなら

「画家が見ていた風景を実際に見てみたい」と言い換えてもいい。




 

パリから西へ約80km。

「ジヴェルニー」は、印象派を代表する画家「クロード・モネ」が人生の後半を過ごした街で、モネ自身によって作られた人工的な池がある。

現在は、夏期限定で観光客に公開されている。


モネの日本趣味を反映して、柳や竹など日本的な趣を持った木が多く植えられ、池には太鼓橋がかかっている。



 

ひんやりとして湿気を含んだ空気には、草の匂いが混じっている。


立っている私の周りは、腰の高さくらいまでアジサイやコスモスや、その他名前の分からない数々の植物が茂っている。

目の前では、柳の枝が風で微かに動いている。


 

池に目を移すと、緑色のはずの水面は空と同じ色をしていて、くっきりと雲までも写し出している。


風があるのに、空を写す鏡となった水面は少しも揺れることがなく、硬く陽光を跳ねかえす。


そっとつま先を降ろしたら、向こう岸まで歩いていけるような気さえする。


 



 

睡蓮は、本当に、そこに咲いているのだろうか。


私が今見ているのは、逆さに写った鏡の睡蓮で、水面の下側にある睡蓮が本物なのではないか。


空は写っているのではなく、水の底に存在しているのではないか。


ふと、天地が入れ替わるような錯覚を覚えた。

 

晩年のモネの作品を観ていると、抽象的で逆さにしても分からないのでは?と感じることがある。



それもそのはずだと思った。

 

いつの間にか上下が逆さまになる だまし絵のような景色の中で、



私はいつの間にか、自分が絵の中に入っていることに気が付いた。








1904年「睡蓮」(これは絵画です▼)





訪問記 全文はここから
▶︎メルシーパリ.ネット「ジヴェルニー モネの家と庭」





 ◎ 絵画の見方、西洋美術の楽しみ方をお伝えしています。
 


 


 

 

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1926年
 

ダリ、パリのピカソのアトリエを訪問する

 


 


ラ・ボエシー通りのピカソの家に着いたとき、

私はローマ教皇に謁見しているかのように心から感動し、

尊敬の念でいっぱいになった。


 

「ルーヴル美術館に行くまえに」と私は言った。

 

「真っ先にあなたを訪ねにきました」

 

「それで良かったんだよ」とピカソは答えた。



 

2時間ものあいだ、

ピカソは私に彼の作品をたくさん見せてくれた。




(中略)

 


彼は一作品ごとに激しい知性と生気にあふれた視線を

 

私に投げた。

 

 

それは私を震え上がらせた。

 

私は作品についてはほとんど何も言わずに彼の家を辞した。

 

 

 

別れ際、階段の踊り場で帰る支度をしているとき、

 

わたしたちの視線が交わった。


 

「分かったかね?」

 

「もちろん、分かりましたとも!」


 

 

『わが秘められた生涯』サルバドール・ダリ著 より引用



***********


ルーヴルより、先に行くよね・・・



このピカソ訪問は、ダリのその後の制作に

多大な影響を与えることになります。
 

 


 

(参考)二人の生没年

 

宝石紫ピカソ:1881年10月〜1973年4月

宝石緑ダリ :1904年  5月〜1989年1月



おなじスペイン出身の芸術家として、

何かと引き合いに出される二人です。

 

 

ピカソの方がダリより、23歳年上です。



 

 

▶︎お申し込み受付中:
西洋美術史セミナー「ダリとシュルレアリスム」


 

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■セミナー実施要項

===============

 

日時 

9月24日(土)18:45~

 

会場

渋谷駅直結 ヒカリエ カンファレンス


 

受講費(お一人さま・税込)

3,800円

 

テーマ

「ダリとシュルレアリスム」

▶︎ダリセミナーはこんな感じの内容です
 

 

講師 内田ユミ

 

▶︎お申込みはこちらからお願いします

 







 


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美術史マンガ「プシュケとアモル」を

一緒に制作した、漫画家 masausaさんの記事を

リブログします。



「世に氾濫する羽の生えたモノ」




masausaさんの漫画やイラストは、

会員制コミュニティでご覧になれます。

▶︎masausaまんが王国(マルグリット)入り口はこちら






わたくしたちの共著は、

毎回、記事の終わりにご紹介している

 

「ルーヴル美術館の思い出:プシュケとアモル」です。




古代ローマ時代に書かれたギリシア神話ベースの物語を

 

さらに21世紀バージョンとして

書き換えたファンタジーです。




ルーヴル美術館にかかった

一枚の絵画(プシュケとアモル)から

古代ギリシア世界に迷い込んだ

masausaが難題を乗り越えます。




masausaさんの漫画と、美しいイラストを見ながら

読み進めるうちに、


いつのまにか、ギリシア神話や、西洋美術史の世界にも


親しんでいただけます。
 


他にはちょっと見当たらない、ギリシア神話本に

なっているかと思います。




電子書籍(KIndle)で、気軽にお楽しみください。

専用リーダーがなくても、スマホなどに

無料のアプリをダウンロードすることで、お読みいただけます。


 

▶︎参考記事:amazon

(上記ページより引用)
KindleアプリはWindows PC、Macをはじめ、各種スマートフォンおよびタブレットでご利用いただけます。Kindleアプリがインストールされていれば、一度買った本をどの端末からでも読むことができます。もちろんKindle端末をお持ちであれば、同じように読書を楽しめます。
(引用_以上)



 

 

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ルーヴル美術館の一枚の絵画から
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前回まで、神々の自由な恋愛について

ご紹介してきました。


神様は、恋愛というジャンルにおいてだけ

 

自由というわけではありません。

 

 

 

多くの神々が、ストレートに感情を表現し、

 

気に入らない相手は、徹底的に排除します。

 



宝石紫機織りの名手「アラクネ」は、自らの機織りの技術を誇るあまり、女神アテナの逆鱗に触れてしまいます。

アテナとの機織り直接対決のあと、怒りのおさまらないアテナによって、蜘蛛に変えられてしまいました。

 


 

宝石緑森で水浴中に、通り掛かった狩人(アクタイオン)に、裸身を見られてしまった月の女神アルテミスは、


怒って、狩人を鹿の姿に変えてしまいました。アクタイオンは、自分が連れていた猟犬たちに襲われて死んでしまいました。





「ディアナの水浴」ヴァトー 1716年
ルーヴル美術館所蔵

*ディアナ=アルテミス

 

 

 

******************

 

「アテナ」は、戦いの女神。

力で相手をねじ伏せるのではなく、思慮深く、

 

戦術によって勝利への道筋をつけていくことから、

 

「知恵の女神」でもあります。

 

そんな理性的な女神様も、

自分のプライドを傷つけるような存在
(知恵の女神は、働きの女神でもあり、働き=機織りを意味します)

を許しておくことはできなかったのです。






「アルテミス」は、「月の女神」。

また、「狩りの女神」でもあります。

 


月の女神と聞くと、おだやかで優しいイメージが

先行するかもしれませんが、


気性の激しさを示す

印象的なエピソードがいくつか見られます。

 

 

 

 

腹を立てた相手を、クモに変えたり、鹿に変えたり、


女神の逆鱗に触れると怖いです。


 

(つづく)


 


 

 

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宝石赤お申し込み受付中の西洋美術史講座
 (講師 内田ユミ)

▶︎「ダリとシュルレアリスム」セミナー 9月24日(土)夜
 会場:渋谷ヒカリエ  受講費:3,800円




▶︎西洋美術史【プライベート】完全個人レッスン
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ミレーの晩鐘の考古学的回顧 1935年




 

 

3歳のとき、

わたしは料理人になりたかった

 

 

5歳では早くも、

ナポレオンになりたいと思った

 


その後も私の野心は

絶えずふくれあがり、

 


今現在の野心は、

サルバドール・ダリになりたいということだ


 

他になりたいと思うものはない


 

 アラン・ボスケ「ダリとの対話」より

 



 

▶︎お申し込み受付中:
西洋美術史セミナー「ダリとシュルレアリスム」


 

===============
■セミナー実施要項

===============

 

日時 

9月24日(土)18:45~

 

会場

渋谷駅直結 ヒカリエ カンファレンス


 

受講費(お一人さま・税込)

3,800円

 

テーマ

「ダリとシュルレアリスム」

 

講師 内田ユミ

 

▶︎お申込みページはこちらから

 



 

 



 


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▶︎お申し込み受付中:西洋美術史セミナー「ダリとシュルレアリスム」



セミナーの実施要項:詳細とお申込みはこちらのページから

 

===============
■セミナー実施要項

===============

 

日時 

9月24日(土)

18:45~20:45

 

開始・終了時刻は、10分程度、変動する可能性があります


 

会場

渋谷駅直結 ヒカリエ カンファレンス


 

受講費(お一人さま・税込)

3,800円

 

テーマ

「ダリとシュルレアリスム」

 

講師 内田ユミ

 

▶︎お申込みページはこちら

 

 

 

================

■メールの不達が増えています

================

 

メルマガシステムによる配信では、

Docomo、au宛のメールがエラーになる確率が高いようです。

 

(全ての方がエラーになるわけではないのですが。。)

 

できれば、PCで受信できるアドレスでご登録されることをお勧めします。

 







 

今回の企画セミナーは、土曜日・夜の実施です。

 

「セミナーがいつも昼間で行けない」という方、
 

今回もしご都合がつくようでしたら
 

ぜひお越しください。


===============

なお、収録映像の動画販売の実施は、
今のところ未定です。

当日会場にてセミナーを受講する方のみ

お申し込みください。

===============




また、遠くからお越しくださる方は、

ぜひ、セミナー当日または翌日に

六本木・国立新美術館で開催されている

「ダリ展」を見に行ってくださいね。

(そのための夜開催でもあるのですよ〜)


※国立新美術館の「ダリ展」は、9月14日〜です。


 

================

■受講費お支払い後の
 キャンセルについて

================

 

今回のセミナーに関しては、

キャンセルポリシーを以下の通りとさせていただきます。


 

◎募集開始〜9月4日まで

受講費「全額」から事務手数料500円を差し引いた額(3,300円)をお返しします
(早割でお申し込みされた方の場合の返金額:2900円)


 

◎9月5日〜9月14日まで

受講費「半額」から事務手数料500円を差し引いた額(1,400円)をお返しします

(早割でお申し込みされた方の場合の返金額:1200円)

 

◎9月15日以降は、当日の急なご欠席を含め、ご返金はいたしません

 

 

なお、お支払い方法は「銀行振込」のみとさせていただきます。

 

 

 

**********



では今回、皆さまにお目にかかれることを

楽しみに、お申し込みをお待ちしています!


===============

◎この企画は、内田ユミが独自で行っているセミナーです。

◎美術展への同行・見学ガイドではありません。

===============


 

▶︎参考記事:木と森のはなし
 

▶︎セミナー「ダリとシュルレアリスム」お申込みはこちら



講師:内田ユミ

 




 


 絵画の見方、西洋美術の楽しみ方をお伝えしています。


 

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「シュルレアリスムとは、第一次大戦後の芸術思想運動である」

という


用語の説明だけ聞くと、

とても分かりにくくて、なんだか遠い世界の話のように

感じてしまうかもしれません。




けれど、

シュルレアリスム的な発想は、

私たちが、あえて「アート」として認識することもないような

日常的な感覚や、



商業デザイン(パッケージや広告)など、

ごく身近なところに

当たり前のように入り込んでいます。




ヨーロッパ的な文化と、

緊密なところで生きている私たちにとって、

不可欠ともいえる概念がたくさん出てきます。








シュルレアリスムについての認識を深めることは、


(・・もちろん、人にもよりますが、)

ギリシア神話や、キリスト教と絵画の関係を知ることと同じか

あるいはそれ以上に、

深い意義を持つ方もいらっしゃると思います。





私の、定例・美術史講座(パーフェクトプログラム)では、

古代から18世紀末までを、主に時系列で辿っていきます。


いわば、『正攻法』です。



しかしながら、私個人のことを振り返れば、

全く古典の知識を持たない状態で

いきなり20世紀美術から入りました。



すると、必然的に、

古代まで戻らざるをえない状態が生まれます。


新しい時代の芸術家たちの

言っていること・やっていることについて理解するためには、

過去に遡る必要が出てくるからです。



この動機の必然性が、

「知りたい」「知らなければならない」という衝動となって、

美術史全領域への関心につながりました。




誰もが 必ず

私と同じ道筋をたどるわけではないけれど、



こんな具合に、美術の世界の広がり方は

いろいろなパターンがありますので、



この話に、ご興味を持っていただけましたら、

どんなものか聞きに来てみてください。



**********



彼らの象徴的な表現は、

しばしば現実を否定しているかのように

思われがちですが、むしろ逆です。



今まで意味不明すぎて、

拒否反応の方を先に感じてしまっていた方々が、

すんなりとこの世界観に入って、

全てがつながる感じを得たり、


なお且つ面白い!と思っていただけたら、とても嬉しいです。



今、私がここに書いていることも

意味不明かもしれませんが・・・、


セミナーでは、このモヤモヤを、すっきりと明らかにします。










今回のセミナーは、

9月から東京で開催される「ダリ展」に特化した

「ダリ展解説セミナー」のようなものではありません。


(そのお役目は、音声ガイドさんにお任せです♡)



ダリという最も著名なシュルレアリストを通してみる

シュルレアリスムという、普遍的な内容にします。



もちろん、結果的には、

今回の「ダリ展」も一層楽しんでいただけるような

構成にしますので、



セミナーに来てくださった方は

ぜひ、六本木:国立新美術館の

「ダリ展」(9月14日〜)にも足を運んでくださいね。



また、すでに「ダリ展」を見に行こう!と

決めていらっしゃる方は、


このセミナーで、

奇抜で、挑発的で、俗物的でありながら


繊細で、弱く、傷つきやすいダリの内面まで

ドキドキをもって お伝えしますので、


ダリ展を一層楽しむためのきっかけとして、

おいでください。


>>参考記事:(卒論ノート)ダリとシュルレアリスム




=================
セミナー「ダリとシュルレアリスム」
=================


日程:9月24日(土)18:45〜

会場:渋谷駅直結(ヒカリエの上階セミナールーム)

受講費:3,800円


▶︎「ダリとシュルレアリスム」詳細はこちらから



あなたの美の世界が、いっそう広がりますように!!


講師:内田ユミ

 

 





 


 絵画の見方、西洋美術の楽しみ方をお伝えしています。


 


 

 

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「ヒーロー」と聞けば、

悪を倒し、正義を守る存在を

イメージする人が多いと思います。



 ヒーローといえば、この人! ヘラクレス!!
「ボジオ蛇と戦うヘラクレス」ジェセフ 1824年
(ルーヴル美術館)

 


 

 

 

けれども、

 

ギリシア神話における英雄(ヒーロー)は


少し意味合いが違います。



 *** ***

 

前回の記事(>>神様だって浮気します)で、

 

白い牛に姿を変えて、

美女エウロペ(ヨーロッパの語源)を


拐ったゼウスの例として絵画作品「エウロペの略奪」を

ご紹介しました。



 

これ以外にも、最高神ゼウスは、
 

「ヘラ」という 正妻がいながら、


奔放な恋愛沙汰を繰り返します。


 

その相手は、女神とは限らず、人間であることも多いです。



 

ゼウスが、人間の女性と恋をする(→ 子をもうける)


ということは


神と人間の血を引く子が生まれる展開につながります。




 

「ヒーロー」とは、現代のわたしたちにとっては


ほぼ、正義の味方のような意味合いで使われる言葉ですが、

 



ギリシア神話においては、もともと、


神様と人間の混血種(ギリシア語でヘロス)を表す言葉です。



神の血を半分ひいているため、

 

普通の人間にはない超常的な能力を備えていることから

 

 

現代の一般的な「ヒーロー」像に

つながっていると思われます。

 

 

 


 

神々のあまりにも自由な恋愛遍歴によって、

ギリシア神話にヒーローが

 

多く登場する結果になっていますが、

 


 

これらの伝承には、遠い昔

 

神の血を引くことを自らアピールしたいと考えた

 

 

各地域のギリシア王家の思惑も関与していたという

 

説もあります。

 

 

 

 


 

「白鳥とレダ」 1875年 ギュスターヴ・モロー

(ギュスターヴ・モロー美術館所蔵)



白鳥の姿になって、美女「レダ」と関わるゼウス

 




「パリスとヘレネの恋」1778年  ダヴィッド
(ルーヴル美術館所蔵)




そして、白鳥ゼウスとの間に授かった

卵から生まれた美女が「ヘレネ」(左)


世界三大美女に数えられることもあるのが「ヘレネ」です。
(クレオパトラ・楊貴妃、3人目はヘレネになったり、小野小町になったりします)



 

ヘレネが、羊飼いのパリス(右)と恋仲になることで、

 

このあと、トロイア戦争に発展します。

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

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