「信じる者は救われる」
「信じれば夢は叶う」

などと言われています。


この<信じる>ということの効果。
理論的に証明できるんです。


メルマガでもたびたび書いている<暗示の構文>をおさらいしてみましょう。

        まぎれもない事実
           +
        すると、だから
           +
         得たい結果


これが、暗示の正体です。


プラシーボ効果というのをご存知でしょうか。
「新しく開発された癌の特効薬です」
といって、薬効のないもの(たとえば小麦粉)を服用させると、
そのうちの何人かは、実際に癌が治ってしまう。
というものです。

この時、この人たちの頭の中では、次のような自己暗示文ができています。

 これは癌の特効薬だ。
    ↓
 私は癌の特効薬を飲んだ。
    ↓
 だから、癌が治る。



よくあたる占い師。
これもプラシーボ効果なしでは、こんなにも良くはあたりません。
占ってもらった人が、自己暗示によって、占いを現実にしているんです。

 この占い師はよくあたる。
      ↓
 私は、そのよくあたる占い師に占ってもらった。
      ↓
 だから、この占いはあたるに違いない。



イエス=キリストは、多くの奇蹟をおこなったと伝えられています。
手をかざしただけで、盲目の人が目が見えるようになったり、歩けなかった人が歩けるようになったりetc...

この人たちの心の中にも自己暗示文ができています。

 イエス様はさまざまな奇蹟を起こされている。
       ↓
 私はイエス様に診てもらった。
       ↓
 だから、私の病も治るに違いない。


しかしながら、イエスが奇蹟を起こせなかった場所があるんです。
イエスの故郷 ナザレです。

なぜ、故郷ナザレでは、イエスは奇蹟を起こせなかったのか?

ナザレの人たちは、イエスのことを子どもの頃から知っているわけです。

「ああ、大工の息子の大ぼら吹きか」

ナザレの人たちの心の中には、上記のような自己暗示文ができていなかったのです。



自己暗示文を使いこなせれば、自分の中に神を創ることができます。

すがる神は必要ありません。
願いが叶ったときに感謝する神様がいてくれさえすればいい。



マインド・リバランス・メソッド