最近「脳の可塑性」についてページを検索しているのですが。
なんとなく「不登校」にも参考になるような記事もあるように思います。

「脳の可塑性」
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0312/sp_07.html

脳の柔軟性という感じでしょうか・・
若い時期の方がその柔軟性があるようですが、
リハビリなどからすると、年老いてもなおその機能はあるとされています。
この記事のなかで注目すべきは、障害や精神疾患にも対応出来るのではないかという点でしょうか・・
「不登校」の場合に、年令が低い方が立ち直りが早いというのも、こうした事が影響しているように思えます。

ところで・・いろいろなケースを見ていると、
傾向として年齢が高い方が、その引きこもり度が高いように思えます。
年令が低い時は「学校」には行けなくても、外に出たり他の事は出来る場合が多いように思うのですが、
ある程度の年令になると、一旦、ひきこもってしまう人が多いように思います。
(もちろん人によって様々ですが・・)

この事に関して、根拠らしいものは探せてないので、個人的な妄想的仮説なのですが・・
ある程度の年令までは、年を取れば取るほど脳のなかでの結びつきが、
強くなったり複雑になったりしているのではないかと思うのです。

例えば「学校」ということをイメージする場合にも、年令を重ねるにしたがって
「小学校」「中学校」「高校」「専門学校」「大学」と、そのイメージするものは多くなり、
さらに体験も増える為にそうしたものに関連するイメージも増えるのではないかと思います。

そして、「学校」を意識することがストレスに反応する回路に繋がったと考えた場合・・
年令が高い方が、こうした理由から様々なものに対して繋がりやすくなり、
反応しやすくなるのではないでしょうか?
そして多くのストレスを受けやすくなることでひきこもってしまう・・
そんな感じではないかな??と考えたりしています。

年齢による回復の早さの違いは、こうした面からもあるのではないかな??
と思っています。