自分の子供も、夏休み明けから学校に行かなくなった。
最初は何がなんだかわからなかったが・・

「学校」に「ストレス」や「恐怖」を感じるようになっている子供は、学校には行かないほうがいい。

親も「学校」以外の場所で、生きて行くことも考えたほうがいいのだが・・

とは言っても「学校」という常識から親が解き放たれることは難しい。

早く理解してもらうために敢えて言えば、私の子どもの場合は、「ゆるやかなPTSD」というイメージで理解した。

今、そうなっている子どもも多いかもしれない。
こうした場合、気持ちの問題ではなく「記憶」の問題なので、じっくりと安心して子供が過ごせる場所と時間が必要だと思う。
場合によっては数年間、子供が学校から離れることを覚悟する必要がある。

 

もちろん、「不登校」には様々なケースがあるが、
まじめな子供が突然行けなくなるような場合には、
こうしたことが当てはまる場合があることを

親御さんには是非理解していて欲しい。

日曜の「NHKスペシャル 発達障害」はとても参考になる番組でしたね。
発達障害の子供が「普通」とは違ったストレスを受けているというのがよく理解出来る内容だったと思います。


私も1度書いて消した記事の中に、子供が小さい時に感じていたそうしたストレスの事を書いたことがあります。

子供は不登校になった後に「小さい時には、レストランでホールに響く音がイヤだった」と言ったそうです。

たぶん「学校」でも生徒の騒いだりする「音」に対して、通常よりも多くのストレスを感じていたかもしれません。

 

そうそう、あれからの子供は元気です。
近々、我が家を卒業することになりそうですが・・

 

 

NHKスペシャル 発達障害
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586892/index.html

 

もちろん、皇室の愛子さまのことですが、
やはり気になります。
特に「マスコミ」は「不登校」に対する理解が足りないので、どうしても一般的な視点からの記事になってしまいますね。

この先、乗り越えて元気になるというパターンもあるのでしょうが、このままストレスを受け続けて悪化してしまうパターンもあるかもしれませんので、それが心配です。

私の子供も「学校に行きたくない」と言い出すまでは、見た目はとても元気に見えました。その後にあんな風になるとは想像も出来ませんでした。

 

一般とは違うお立場なので、難しい面が多々あるとは思いますが、通常のコースからは外れても(例えば留学とか)自由にさせることが重要になると思います。

 

諸事情により、
一部の記事を削除させていただきます。
(子供のプライバシーに関する記事)
様々な形態の「不登校」があるので、すべてがそうだとは思いませんが、
私の子供のような場合は「ゆるやかなPTSD」というイメージで考えました。
「ゆるやかに」「時間をかけて」そうしたことが進む環境のなかにいた場合、
「記憶」という側面から、「条件反射的」に「学校」などに対して
反応するようになってしまったのではないでしょうか?

病気というよりは、怪我・・
心の怪我、記憶の怪我という感じではないかと思います。
私は、自分の子供の場合には、そうしたイメージで捉えて対応しました。

場合によっては、このように理解することで、
子供の「不登校」を早く理解することが出来る場合があるのではないかと思います。
子供が「登校拒否」になってから、10年が経ちました。

10年前と比べると、随分と変わりましたね。
「学校」に無理に行く必要がない・・とテレビや新聞でも盛んに言われています。
「図書館」においでよ・・というのも、いい傾向だと思います。
「学校」というものを絶対視せずに、子供たちを守ってほしいと思います。

ただ、もうひとつ・・
やはり、家が子供たちにとって、安心して過ごすことが出来る場所であってほしいと思います。



あれからも子供は元気にやっているようです。
仕事はあいかわらず、それなりに大変なようですが、
まあ、愚痴をこぼしながらやっているようです。

そういえば、高校の帰宅時は、いつもなんとなく元気がなかったように思います。
1年の夏頃に「うまくついていけない」と言っていたこともありました。
思えば、あの頃に違う進路を考える事が出来ていれば・・とも思いますが、
あの当時、私たちがそう考えることはまず無理だったでしょう。
お久しぶりです。
子供も就職して1年経とうとしていますが、帰りも遅く、
最近になって、「会社、変わろうかな・・」と言う事もあるらしい。
ちょっと前には「仕事がきつい」というメールが・・

誰もが会社で「うつ」になる時代、
自分のペースで出来ることをした方がいいだろう。

子供には、無理しないように伝えるつもりです。