自分の子供を見ていると、家で元気になるにしたがって
様々な事に対して好奇心を持つようになったように思う。
今は文学、芸術、音楽、歴史等に関して、好奇心の赴くままに知識を吸収し
自分なりに考えているようだ。

たぶん、自身では抵抗感を持つ「もの」を避けながら、
動かす事が出来る部分をしっかりと使っているのだろう・・

こうしてみると、「不登校」になった子供は、ストレスから解放され元気になれば、
本来持つ好奇心を自然に発揮していくようになるのではないかと思う。

ただ私としても、子供が未だに何に抵抗感を持っているのか・・
その全てはわからない。
だからこそ、その行動は子供自身に任せるしかないのだと思う。
親にとって必要な事は、子供がそうした好奇心を充分に発揮できるような環境にすることではないか?
そして、その環境とは、場合によっては一旦「学校」に行かない事をさも当たり前のように受け入れることだろうと思う。

個人的には、不登校に対しては、一旦学校を否定することでストレスを断ち、体調を回復させた上で
大人の価値観ではなく、子供の本能的な好奇心に添って社会にアプローチする道を
再び子供自身が作ることが大切であるように感じる。

ただ年令や性格によって、好奇心がどのような出方をするのかは様々だろうと思う。
遊びやゲームなどにその好奇心が出る場合もあるのではないか?

見守る時は腹を決めて、全てを子供に任せるつもりでいた方がいいのではないかと思う。