雨がよく降りますね。
雨の後晴れ間が見えると、
街や植物の埃がきれいに流されてキラキラ。
植物は嬉しそう。
この感性は、僕が10年ほど前に仕事で
エジプトのアレクサンドリアに住んでいた時に
身に付いたようだ。
ほんとに砂漠の砂まみれで、
雨はすべてをきいれいにしていました。
雨にも役割がある。。。
雨の役割は、まず植物に水を与えること。
それから、おそらく、植物の葉の表面の埃を流し、
うまく光合成をできるようにすること。
僕が感じるに、土が葉につくと若葉は枯れやすい。。。
これは、土の細菌のせいかな?とか思ってたけど、
若葉は数枚しかないので、土を被ると、光合成する葉の面がかなり減る。
武田邦彦氏の「偽善エネルギー」の光合成の話を読んで気づいた。
この本、かなり統合的、科学的にエネルギーの話が書いてあり、
説得力がある。本質をついているのだ。大前提は、
科学は常に発展していて、人類のピンチには、
必ず革新的な技術が現れること。
「エコバックでビニール袋(=石油)を節約しても
一回の海外旅行で300年分のビニール袋になる。」そうだ。
それでも、僕は、人工物や大量消費を生活の中から
減らすのは良いと感じる。要は、気持ちだと思う。
武田氏は、19世紀のイギリスのエネルギー消費と
現在の日本のそれを比較して、月給30万円(木を燃やして得る)の人が、
毎月借金して1.5億円(太古の化石燃料)を使うと言っている。
さらに、「昔の生活レベルに戻すのも手だが、
苦労して戻す価値はなさそう。先進国が石油を節約しても、
発展途上国が、消費を増やしていくので、節約など無意味。」
とも言っている。
なるほど。藤村靖之氏の非電化の思想が理解できる。
エネルギーを使いすぎない他の方法を押し付けずに提案する。
発展途上国も先進国の後追いで蹂躙されないようになる。
非電化工房リンク
忙しくなり、お金は溜まったけど、心豊かで幸せなのか?
資源を大量消費しつづけるけど、今までの延長でいいのか?
工夫はできないのか?
大きな歴史、社会の中でみると、なるようになっていくわけだけど、
僕らが工夫することによって、周りが幸せになり、
共感の輪が世界中の人々に広まるといいなと思う。
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