海外生活の不便 アレコレ 病院編 | バルセロナでお店をはじめました。

バルセロナでお店をはじめました。

バルセロナに来て7年。
ついに日本食テイクアウトのお店をはじめることができました。
ご興味のある方はどうぞ♪

いたって健康な私は、


この3年間風邪一つひかずに暮らしていたため


子供の出産(産婦人科)以外は病院に行くことはありませんでした。



しかし、子供が生まれてから子供服は全て手洗い、


哺乳瓶も念入りに洗い、掃除も頻繁にするようになってから


手になにやら不気味な水ぶくれのようなものができてはつぶれ、


できてはつぶれを繰り返し、かゆくなってかいたりしていたら、


腫れてきてしまい、ついに始めての病院に行くことにしました。

(おなじみここスペインでは社会保険が100%国から支払われるので、

勿論医療費はタダです。)



さっそく、仕事から帰ってきた旦那様に相談。


「ねぇ~ねぇ~ 手の調子がおかしいから、皮膚科に行きたいんだけど…」


すると、


「皮膚科じゃなくて、主治医のところへ行くんだよ!」


「何?私に主治医なんているの?」


「いるよ この道(家の前の道を指差しながら)

100mくらい真っ直ぐ行って、右に曲がったところに」


はてなマーク何その説明、全然分からないんだけど…」


こんな会話を5分位しているうちに


あっ そういうこと!?



記憶をさかのぼって、旦那様と結婚した2年前に


扶養家族として保険証を作ったときに、


知らない男の人の名前が書いてある紙をもらって、


何も気にせずに引き出しにしまったことがありました。



あの紙に書いてあった人こそが私の主治医だったに違いないビックリマーク



そうここスペインでは、救急でない限り、


まずは主治医に症状を見てもらい、治療や手術が必要な場合は、


専門医を紹介される という仕組みになっているのです。



ということで、主治医に相談しに出かけました。


20分ほど待って、名前を呼ばれると、


中に入り、症状を説明しました。


すると、40歳代であろうその先生は私に薬のアレルギーがないか?


今までに手術や大病したことはないか?



「例えば…^$^^&%(*”$ $%^*)(_+_@#%^&^(*#@!…」


はてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク


スゴイ早口で次々と病名をあげていきます。


私がポカ~ンとしていると


「どこから、分からなかったの?」


と笑いながら、聞いてきたので、


「はじめから、さっぱり分からなかった汗


と正直にいうと、


また笑い、


「手術をするような大きな病気をしたことがありますか?」


とゆっくり質問されました。


私は


「ないです。」


と答えながらも


もしかして、からかわれたのか!?私。



わけも分からないまま、塗り薬の処方箋をもらい


「2週間しても症状がよくならなかったら、また来てください」


とこれで診察終了。


帰りがけに、薬局へ寄って処方箋の塗り薬を買ってから、


家に帰りました。


今のところは薬が効いているかどうかは分かりませんが、


2週間後に症状がよくならなければ、初めて皮膚科デビューとなります。


このシステムは合理的なのでしょうか?


それとも2度手間なのでしょうか?




スペインに住んで3年になるのに、


まだまだ疑問点はいっぱいです。