日光東照宮 (栃木県) その6
まだまだ続く、日光の旅 ( 日光東照宮 その5
から続いております)
陽明門を見学した後は、拝殿向かって左側に行きますよ(゜∀゜)
こちらの建物
御輿舎ですね(^ω^)
入口の上部には、徳川家康 公の生まれ干支、虎が彫られていますね
御輿舎ですから、御輿が収納されているのですが、三基収納されていますよ(^ω^)
日光東照宮には、源頼朝、徳川家康、豊臣秀吉、三人の武将が神として祭られている訳ですが、御輿も三人の武将に用意されていますよ
左が源頼朝、中央が徳川家康、右が豊臣秀吉、それぞれの御輿ですね(^ω^)
この建物を見学する際に是非見ておきたい物がありますよ
この天井画、天女が描かれているのです
春・秋季大祭の祭に、御輿が担ぎ出された後、特定の場所で手を叩くと聞こえてくるのだそうです…
この聞こえてくるものを、「天女のささやき」と言うそうですよ(゚∀゚)
この建物も「鳴き龍」同様、天井板が共鳴するのですねぇ(^ω^)
秋季大祭は、今月16・17日に執り行われますよ
この御輿舎の脇にも授与所があるのですが、こちらでは拝殿修繕のために寄付を募っています
寄付をすると、瓶詰めの御神酒を授けて下さいますよ
拝殿の壁は現在、こんな感じで修繕作業を公開していますね
修繕作業を見ながら、続いて向かうのが…
唐門ですね(゚∀゚)
この唐門は、「御目見得」以上の人間がくぐることを許されていた特別な門なのです
東照宮には何度も参拝していますが、正月や大祭、特別な人物が参拝する時にだけ開かれる門ですので、この唐門が開いているのを始めてみましたよ(゚∀゚)
唐門は、紫檀・黒檀など輸入材で作られているから、唐門ですね(^ω^)
この唐門も、たくさんの彫刻が彫られています
柱には、寄せ木細工で作られた、昇竜・降龍が居ますよ
屋根の上には、龍と恙(つつが)と言う動物が四方に睨みを利かせていますな(^ω^)
龍と恙は、持ち場を離れないように、龍は尾を切られ、恙は足に足かせをされているのです
門の上部にも彫刻がされていますが、下段は中国の神話、有名な「舜帝朝見の儀」、中央に居るのが舜帝で、舜帝から離れるほど庶民になる構図ですね
一番左の人物は、文字を書くことが出来ないので舜帝に、「話を聞いて下さいーい」と太鼓を鳴らしていますね
文字を書ける人間は、意見書を提出しようとしていますよ(^ω^)
舜と言う人物は、考の志深い人で、家族からないがしろにされて、命まで取られそうになっても、親への孝行を行った人で、時の皇帝 堯公 から見いだされ、登用された後に禅譲(帝の位を譲ること)をされた人物で、自身も 禹
を見出し禅譲する人物ですね
この門には、写真で言うとビニールで隠れてしまっている辺りには…日本航空のマーク(鶴丸)があるのですが、今回は見ることが出来ませんでしたね(>_<)
さてさて、さらに上段に目を向けると…
上段左側の彫刻は、川で耳を洗っている人物が彫られていますねぇ
これは、「許由耳を洗う」ですね(^ω^)
このお話は、先ほどご紹介した、舜公が禅譲される前のお話し、堯公が帝位に相応しい人物を捜していた時のお話しですよ
「許由」と言う、清廉で優れた人物が居ると聞いた堯公は、許由に頼む訳です「帝になって、国を治めてくれまいか…」
すると、許由は山に隠って隠れてしまうのです
諦めきらない堯公は許由を探しだして、より良い条件を提示してもう一度頼むのですが…
許由は川の流れで耳を濯ぎだしたのです
耳を濯いだ理由を聞かれた許由は、「そんな汚い話を聞いてしまって、耳が汚れてしまったので清き川の流れで耳を濯いでいるのです」と、こたえたのですねぇ
右側の彫刻には、牛を引き連れた人物が居ますよ(゚∀゚)
この彫刻は、「巣父」と言う人物が描かれているのですね
巣父は、許由に負けず劣らす清廉潔白な人物で、川に牛を引いて水を飲ませようとしたところ、許由が耳を濯いだ話を聞いて、「そんな汚れた水を牛に飲ませる訳にはゆかない」と、川から立ち去った人物ですね
そのシーンが彫られているのですね(^ω^)
この唐門には、中国で聖人として伝えられている人々の行動、皇帝の立場がどれだけ重いことを表しているのですね
さてさて、長々と唐門をご紹介した後は、有名な彫刻に向かいますよ(゚∀゚)
その前に、祈祷殿ですな
こちらの写真は、画像が悪くて恐縮ですけれども、二年前に参拝した時に携帯で撮った写真
祈祷殿で結婚式を挙げているところですね(^ω^)
外国国籍らしき人達が大興奮していたシーンですよ(笑)
この祈祷殿を左手に見ながら奥に進むと、鑑札がありますので、ツアーのプレートを見せて通ります
またまた人だかりですねぇ
ここは奥宮への通路になっていますよ
ここには有名な子猫ちゃんが居るのです
左甚五郎作と伝わる「眠猫」ですね
大人の男性が拳を二つ並べた位の大きさですので、初めて見る人は小ささにビックリしますね(笑)
眠猫の裏(奥宮)側には、雀が彫られています
「猫のそばに雀が遊んでいられるほど平和」とか、「寝ているけれども、足を踏ん張って、いつでも飛びかかれる体制で奥宮を守っている」など、色々言われていますが、自分は、そんなに深い意味はないのではないかと…(苦笑)
この廊下には、猫や雀だけでなく、たくさんの動物が彫られていているのですが、「すべての動物が集まってきている」釈迦入滅のイメージだと感じるのですけれどねぇ(゚∀゚)
続く…
まだまだ続く、日光の旅 東照宮参拝 続きますよぉ(゚∀゚)
陽明門を見学した後は、拝殿向かって左側に行きますよ(゜∀゜)
こちらの建物
御輿舎ですね(^ω^)

入口の上部には、徳川家康 公の生まれ干支、虎が彫られていますね
御輿舎ですから、御輿が収納されているのですが、三基収納されていますよ(^ω^)

日光東照宮には、源頼朝、徳川家康、豊臣秀吉、三人の武将が神として祭られている訳ですが、御輿も三人の武将に用意されていますよ
左が源頼朝、中央が徳川家康、右が豊臣秀吉、それぞれの御輿ですね(^ω^)
この建物を見学する際に是非見ておきたい物がありますよ

この天井画、天女が描かれているのです
春・秋季大祭の祭に、御輿が担ぎ出された後、特定の場所で手を叩くと聞こえてくるのだそうです…
この聞こえてくるものを、「天女のささやき」と言うそうですよ(゚∀゚)
この建物も「鳴き龍」同様、天井板が共鳴するのですねぇ(^ω^)
秋季大祭は、今月16・17日に執り行われますよ
この御輿舎の脇にも授与所があるのですが、こちらでは拝殿修繕のために寄付を募っています
寄付をすると、瓶詰めの御神酒を授けて下さいますよ
拝殿の壁は現在、こんな感じで修繕作業を公開していますね
修繕作業を見ながら、続いて向かうのが…

唐門ですね(゚∀゚)

この唐門は、「御目見得」以上の人間がくぐることを許されていた特別な門なのです
東照宮には何度も参拝していますが、正月や大祭、特別な人物が参拝する時にだけ開かれる門ですので、この唐門が開いているのを始めてみましたよ(゚∀゚)
唐門は、紫檀・黒檀など輸入材で作られているから、唐門ですね(^ω^)
この唐門も、たくさんの彫刻が彫られています
柱には、寄せ木細工で作られた、昇竜・降龍が居ますよ
屋根の上には、龍と恙(つつが)と言う動物が四方に睨みを利かせていますな(^ω^)
龍と恙は、持ち場を離れないように、龍は尾を切られ、恙は足に足かせをされているのです

門の上部にも彫刻がされていますが、下段は中国の神話、有名な「舜帝朝見の儀」、中央に居るのが舜帝で、舜帝から離れるほど庶民になる構図ですね
一番左の人物は、文字を書くことが出来ないので舜帝に、「話を聞いて下さいーい」と太鼓を鳴らしていますね
文字を書ける人間は、意見書を提出しようとしていますよ(^ω^)
舜と言う人物は、考の志深い人で、家族からないがしろにされて、命まで取られそうになっても、親への孝行を行った人で、時の皇帝 堯公 から見いだされ、登用された後に禅譲(帝の位を譲ること)をされた人物で、自身も 禹
を見出し禅譲する人物ですね
この門には、写真で言うとビニールで隠れてしまっている辺りには…日本航空のマーク(鶴丸)があるのですが、今回は見ることが出来ませんでしたね(>_<)
さてさて、さらに上段に目を向けると…

上段左側の彫刻は、川で耳を洗っている人物が彫られていますねぇ
これは、「許由耳を洗う」ですね(^ω^)
このお話は、先ほどご紹介した、舜公が禅譲される前のお話し、堯公が帝位に相応しい人物を捜していた時のお話しですよ
「許由」と言う、清廉で優れた人物が居ると聞いた堯公は、許由に頼む訳です「帝になって、国を治めてくれまいか…」
すると、許由は山に隠って隠れてしまうのです
諦めきらない堯公は許由を探しだして、より良い条件を提示してもう一度頼むのですが…
許由は川の流れで耳を濯ぎだしたのです
耳を濯いだ理由を聞かれた許由は、「そんな汚い話を聞いてしまって、耳が汚れてしまったので清き川の流れで耳を濯いでいるのです」と、こたえたのですねぇ
右側の彫刻には、牛を引き連れた人物が居ますよ(゚∀゚)
この彫刻は、「巣父」と言う人物が描かれているのですね
巣父は、許由に負けず劣らす清廉潔白な人物で、川に牛を引いて水を飲ませようとしたところ、許由が耳を濯いだ話を聞いて、「そんな汚れた水を牛に飲ませる訳にはゆかない」と、川から立ち去った人物ですね
そのシーンが彫られているのですね(^ω^)
この唐門には、中国で聖人として伝えられている人々の行動、皇帝の立場がどれだけ重いことを表しているのですね
さてさて、長々と唐門をご紹介した後は、有名な彫刻に向かいますよ(゚∀゚)
その前に、祈祷殿ですな

こちらの写真は、画像が悪くて恐縮ですけれども、二年前に参拝した時に携帯で撮った写真
祈祷殿で結婚式を挙げているところですね(^ω^)
外国国籍らしき人達が大興奮していたシーンですよ(笑)
この祈祷殿を左手に見ながら奥に進むと、鑑札がありますので、ツアーのプレートを見せて通ります
またまた人だかりですねぇ
ここは奥宮への通路になっていますよ
ここには有名な子猫ちゃんが居るのです

左甚五郎作と伝わる「眠猫」ですね

大人の男性が拳を二つ並べた位の大きさですので、初めて見る人は小ささにビックリしますね(笑)

眠猫の裏(奥宮)側には、雀が彫られています
「猫のそばに雀が遊んでいられるほど平和」とか、「寝ているけれども、足を踏ん張って、いつでも飛びかかれる体制で奥宮を守っている」など、色々言われていますが、自分は、そんなに深い意味はないのではないかと…(苦笑)
この廊下には、猫や雀だけでなく、たくさんの動物が彫られていているのですが、「すべての動物が集まってきている」釈迦入滅のイメージだと感じるのですけれどねぇ(゚∀゚)
続く…
まだまだ続く、日光の旅 東照宮参拝 続きますよぉ(゚∀゚)