“高反発”クラブを反発調整すると…
ある方から反発調整加工で預かったゼクシオ…
「二代目ゼクシオ??これ高反発ではないか…」
ユーザー様は最高反発ご希望のようですが「高反発クラブを高反発加工するとどうなるか?」
ちょっと興味が湧きますね…。
色々と知りたいことがあります!
「当時“高反発”と言われたクラブの係数は実測いくつか?」
「高反発クラブをさらに最高反発仕様に仕上げることが出来るのか?」
ユーザーの設定ヘッドスピードは36m/S…
「結構研磨出来る…面白いクラブが出来そうだ…(笑)」
そして完成しました!
当時の“高反発”と言われたドライバーの全貌が明らかになります。
【ゼクシオ 2代目】 36m/S用 最高反発加工
反発係数 0.8340 ⇒ 0.87以上
「出ました!過去最高反発係数!計測不能…」
これはビックリだ…。まず何にビックリかと言えば高反発、高反発と言われていた純正ドライバーのこの反発係数…。「0.834ってどうよ」って感じだ…。適合係数よりもわずか0.004しか上回っていない…。
「ハッキリ言ってがっかりだ…」どこのものとはここで言えないがある過去にルール適合を謳ってこの位の数字のドライバーが1本ありました…。それにもビックリしたが予想以上に低い係数に少しガッカリ。
当時の高反発がすべてこの位とは言えないがこの時代、どのクラブも高反発を謳ってセールスしていた時代でしたが私の知っている限り0.85に届いていた高反発クラブは1本もありません。その位0.85は、遠い数字…。
次に加工してみてさらに驚きましたね…「0.87以上って」
「どんな感じなんでしょうか(笑)」
触っただけで200ヤード位飛ぶのでしょうか…まさに高反発を愛するシニアゴルファーには救世主なクラブです!
ゼクシオだけに物凄い音が出ると思いますが…