時間は恐ろしい

少しずつではあるものの確実に変化を与える

大好きな景色も

町並みも

人の心さえも



少しの時間

空白の時間は

それをはっきりと俺に見せつける

幼い頃に好きだったあの女の子と、仲がよかった友達は変わっているかな?

今は何をしているのかな?

知らない方がいいかもしれないけど

知りたい気持ちはずっと変わらない

その場所で

そこの人達と同じ時間を過ごしていたら…

その実現しなかったことに憧れるけれど

今ある自分は

今住んでいる場所で経験を積んで

悩んだり

楽しんできたから

どっちがよかったかなんて答えは出せない

結局過ぎていく時間に身を任せるしかない俺は

突然の変化に耐えなくてはいけない

久しぶりに会う人との接し方は怖い

見た目も

歩んで来た道も

考えることも

あの頃とは違っていて
その変化が分からないから



それでも

待つだけじゃ何も起こせないから

嫌われるのはイヤだから

自分の方から近づいて

あの頃とは違っても

また仲良くできたらいいなと思う



気持ちが落ちてるなかで、記憶にある以前と違う今を見せられた、日曜日の甘くて苦い想いでした。