だいぶ前ですが、ゲームというアメリカのサスペンス映画を見たことがある。


どういう内容かというと


「人生が一変するような凄い体験ができるはずだ」。大富豪ニコラスは、48歳の誕生日に弟コンラッドから一枚のカードをプレゼントされた。半信半疑のままカードに書いてある「CRS」社を訪れるニコラス。だが参加条件である心理テスト、体力測定、脳波などを終えて帰宅したニコラスを待っていたのは「CRS」の文字の入った鍵を持ったピエロの人形であった。
(TSUTAYAオンライン参照)


こういう話を見ると、自分はつくづく予測できない人とか騙すとか驚かすとかどんでん返しが好きなんだなぁって思う。(もちろんいい意味で!)


誰かに軽い嘘をポンと投げてみて、帰ってくる驚きの表情とか言葉が好きなのだ。自分が驚かされることもね。


反応は人によって違うし、どういう反応かは見るまで分からないから。


それに相手にとって予想外のことをすると驚いたときと同じ反応が帰ってくるときもある。


ただ、いつもそんなことをすると、またか…ってばれるから小出しにしてますが。


確かにパターン化されて慣れたものは、平和であって面白いという人もいる。


予想したものが現実となる安心からくる笑いとか恐怖があるのも事実だし。


けど、相手が次に発する言葉が一度頭によぎる自分にとって、それは面白くもなんともない。


常に頭で何通りか予測することのうちのひとつが現実になるのはつまらないことでしかないのだ。


だからたまに嘘を投げてみる。


相手が聞いて嫌な気持ちにならずに本当のことを聞いて笑えることを。(極稀に爆弾発言をしちゃうけど、こういう背景があります)


今はまだ言葉が足りないし、演技が下手だから嘘にしかならないけど、もう少し年を重ねていくうちに、すべてを計算した上で巧みに騙せるほどの領域に達したらいいなって思う。


そして目指すは狸親父ではなく、狐親父なのである。