最近の金沢のラーメン屋さんにひと言いたい。
どこがとは言わない。
ほぼどの店も当てはまるので。
大事な話なので。
よーく聞いて欲しい。
お。
おねーちゃんが全然いねーーー!!!
わたしの訪問する時間帯が悪いのか?
それともラーメン屋でバイトしたがるおねーちゃんがいないのか?
とにかく。
以前に比べて、おねーちゃん遭遇率が著しく低い。
これは。
ゆゆしき。
大問題っ!!!!
いいですか、ラーメン屋店主さん。
我々ラーメン客が、一体何のためにラーメンを食べに行くのか?
分かってますか?
それはおねーちゃんと出会うためです!
お店に行けば素敵なおねーちゃんがいるかもしれない、そう思うからラーメン食べに行くのです。
あと、まー、ラーメンも美味しければ、それに越した事はありません。
と言う事で、ラーメン屋さん。
もっとおねーちゃんの積極的採用を!
人材派遣でもなんでも利用して。
もっともっとおねーちゃんの濃いぃぃぃぃぃ~~~お店にしてください。
よろしくお願いします!!!
以上。
ごく普通のラーメン客からの。
ささやかな訴えでした。
ニコさん
、RA-KAMIさん
との麺活、一心屋から
の2件目。
車で5分。
客野製麺所。
カラっとお店に入ると、店内は店主さんと配膳のおばさん。
おねーちゃんは、どこにもノン・ノン・ナッシング。
金沢ラーメン業界のおねーちゃん不足の波は。
ここ客野にも押し寄せているようです。
実に・・。
嘆かわしい・・・(こぼれ落ちる涙)。
オーダーは”コク煮干中華そば”。
麺は夜限定の「ひもかわ麺」で。
それでは金沢ラーメン界の深刻なおねーちゃん不足に危機感を抱きつつ。
次の衆議院選、『いちラーメン屋さん、いちおねーちゃん』を公約に掲げれば当選間違いなしだなと思いつつ。
ちゅるちゅるっといただきます。
スープは半濁の琥珀色。
味わい、ザ・客野!!
相変わらず出汁感満点。
滋味深いしみ入るような味が、じわ~りじわ~りと舌を這う。
煮干しのニュアンスは出過ぎず、穏やか。
ベースの魚介の味わいを壊さない、裏方的なタッチ。
時間と共にゆっくりと厚みを増し、後引く余韻がふんわりと喉に残る。
ひもかわ麺。
うどんに「ひもかわうどん」ってのがあるので。
それのラーメン版オマージュという事なのでしょう。
平打ちの麺はぴろぴろぺらぺら。
ややぬるみのある麺肌で、柔らかくちゅるっと滑り抜ける。
小麦の味はみちっと詰まってて。
粘りとうま味が交錯しながら、豊かな味わいがゆっくりと広がっていく。
出汁感満点のスープとも良く馴染み。
味の深みが実に素晴らしい。
チャーシュはサイズ小、厚み普通。
いつもはほんのりレア感が残ってるのですが。
今日のはしっかりと熱が通っている印象。
どこかレバーのようなニュアンスがあって。
鉄を連想させるキンとしたミネラル感。
肉の味はみっちり柔らかく。
魚介スープがソースのように絡んで、後味の複雑さをさらに増していく。
終丼。
久々の客野。
やっぱ美味いっスわ。
出汁の使い方が芸術的ですな♪
客野製麺所。
先般出版されたミシュランのビブグルマンには漏れましたが。
わたし個人はアノ店(←ドノ店?)なんかより、客野の方がよっぽどビブグルマン獲得にふさわしいと思っとります。
美味い店に外部の勲章なんかいらん。
至高の味と、孤高のこだわりを。
これからも美味いラーメン、いっぱい食べさせて下さい!
ごちそうさま。
そして帰り。
RA-KAMIさんより先日のクイズ
の正解賞をいただく。
ありがたく頂戴します。
ごちそーさまーーっス!!!