先日ショッピングセンターのあるお店の前でぼーっと立っていたら。
目の前を3歳くらいかな？の男の子がお母さんに抱っこされながら通る。
こっちをガン見。
じーーーーっとガン見。
知らん顔するのも何なんで、ぱたぱたっと手を振ってみる。
チビ大喜び。
チビ：「おかーさん！」
チビ：「おかーさん！」
----- こっちを指指して -----
チビ：「おとーさん♪♪」
えっ？
おとーさん！？
オレ？？
オレぇ？？？
お母さん驚いて振り向くも、そこに立っているのは知らないおっさん。
苦笑いしてそそくさと立ち去る。
なんでワシ急におとーさんやねん・・・（汗）。
でもあのお母さん、美人だったなあ。
いいよチビちゃん、お父さんになってあげても～～♪♪
うふ♪
そんな”目指せ！人妻キラー”願望全開で一風堂へ。
今回もバリバリセットを使用。
こちらのチケットで餃子ハーフがサービスです。
さて今回の目的は、渇！を入れるために来たのです。
最近スタートした一風堂の秋限定メニュー。
きっとやってないだろう。
夏もやってくんなかったし。
ここは一発、金沢一風堂ユーザーを代表（？）して強烈なプレッシャーをかけ、お店に緊張感を与えたらなイカンと、勢い勇んで来た訳です。
あれ？
やってんじゃん（汗）。
夏に続いて秋もスルーと読んでたんだけど、ちゃんとやってくれてたのね。
ありがとうございます店長さん。
わたくし信じてましたーーー！！！（←大ウソ）
はい来たよ～、一風堂の秋限定メニュー”秋薫る中華そば”。
着丼の瞬間から立ち昇る醤油の香ばしいフレーバー。
茶色の清湯スープ。
醤油感満点のビジュアル。
めっちゃ違和感。
一風堂なのに豚骨じゃない。
こんなの一風堂じゃね～～～（笑）。
ではまさかの秋限定、一風堂”秋薫る中華そば”、秋の色どり満開にていただきます。
スープは半濁りの茶色。
醤油の香量がハンパない。
鼻の先から脳の奥までぶわわ～～っと覆いかぶさるようなインパクト。
ちょっと焦げのようなニュアンスが混ざってるのは、出汁に使われてるサンマ節由来でしょうかね？
味わい大豆の甘みがふんわり。
ほんのり魚介感も。
クセのない、しみ透るような美味しさ。
麺は縮れの入った平打ち細麺。
説明書きには中太麺って書いてあったけど、わたくし的感覚ではこのサイズは細麺。
質感ぴろぴろ。
味はどこかフラットで、もうひとつダイナミックさに欠ける。
ちょっとチープすぎんかい？
スープがかなり作り込んだ感満点なだけに、バランス負けしとりますね。
もっと太くてコシのある麺にした方が良かったように感じます。
チャーシューは肩ロース。
サイズ・厚みともに中程度、2枚。
脂身が少なく、さっくりとした味わい。
粘り控えめで、ほろほろの食感。
ガッチガチの筋肉系チャーシューですね。
実りや華やかさという外向きではなく、どこかストイックで内向きの方向性をイメージさせるような、そんなスタイル。
秋＝豊潤さ、という図式から行くと、このチョイスはちょっと違うと思うのですが。
秋＝スポーツの秋＝筋肉系チャーシュー、って解釈なのですかね？？
んなワケない？？（笑）
味玉ちゃん。
黄身は完全ゼリー状。
どろりとした食感で、ゆったりと舌の上を滑って行く。
溶け出す甘みは濃密で。
どっしりとしたうま味で口の中を満たす。
足りん！
半分じゃ足りんーーー！！！
次回、こっそり丸々ちょーだい♪（笑）
さてこちらのラーメン、実は掟系なのです。
説明書きによると、途中でかぼすを絞れと。
途中よ、途中。
いきなり絞るのはアウト。
破門されます！
という訳で、どんぶりの淵にぶら下げられているかぼすをぽちゃぽちゃ絞る。
しぼったかぼすはスープの中にどぼん。
レンゲで軽く撹拌して、ずずっと味見。
ぱっと華やかさを増すスープ。
キレのいいフレッシュな酸味がぴっと走って。
柑橘系の清々しい香味が心地よく上ってくる。
合いますね、このさっぱり醤油スープにかぼす。
元々の味わいの質を崩すことなく、爽やかさがぐんとアップしてます。
餃子はかぁ～いい～ひとくちサイズ。
赤い柚子胡椒をちょびっと乗っけて酢醤油に浸けてぱくん。
皮はむちむっちん。
中の餡はどろんどろ～ん。
挽肉の濃厚なうま味がゆったりと口の中を流れる。
うみゃいね♪
ちっちゃくても味のボリューム感は抜群。
ひと粒ひと粒、しっかりと噛みしめながら楽しむ。
こうして一風堂秋の味を腹いっぱい満喫。
秋メニューは絶対にスルーと踏んでたので、サプライズ的な喜びもあり、幸せなひとときでした。
ごちそうさま！
あっ、恒例の完食画像、撮り忘れました（笑）。
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