神楽坂のアグネスホテル東京『Le Coin Vert (ル・コワンヴェール)』
「モンドル」や「ルナール」、「タルト リュバーブ」もありました。
見た目とネーミングはそのままでも、
進化させているものもあるそうです。
『Avranches Guesnay』新作をチョイス。
「シャルロット パンデピス」
アルザス地方の伝統菓子パンデピスの味わいを
ムースに落とし込んだお菓子。
えもするとパンチの利いた味わいになってしまいそうなのに
なんだかとても繊細な印象。
ムースはふわっと軽いし
洋酒の香りにドライフルーツの酸味に、黒糖みたいなコク。
それぞれを感じるんですが、
それらはとてもやさしく漂ってくるからでしょうか。
トッピングはパンテビスにブラックベリーの果実。
それから生チョコレート。
このちょっと弾力のある、それでいてしゅわっとした食感も好きです。
包んでいただいている間に、棚に並ぶ雑誌を拝見していましたら
『Avranches Guesnay』の焼き菓子ケースとレジ台は
目白のエーグルドゥースの寺井シェフより譲りうけたものなのそうです!!
おふたりはフレンチの名店「オテル・ドゥ・ミクニ」でご一緒だったのですよね。
店名はシェフの最初の修業先で、
フランスはノルマンディーの町、アヴランシュにあるゲネーさんの店
という意味をもちます。
つづけてご紹介してきた3軒のパティスリー
巣鴨の『Yoshinori Asami』、千石の『TRE CLME』、
そして春日『Avranches Guesnay』。
すべて都営三田線沿線にあるんです。
ぜひ、三田線パティスリーめぐりをしてみてください
元シェフパティシエの上霜考二氏のお店。
真っ赤な外観はかなり目立ちます。
春日駅のA2出口から徒歩1分。
突如、現れたフランス!って感じです。
店内も大理石に暗めの茶色が響いて重厚感あります。
アヴランシュ・ゲネー
(ケーキ
/ 春日駅
、後楽園駅
、本郷三丁目駅
)
夜総合点★☆☆☆☆
入口すぐには焼き菓子のオープンケース。
小ぶりでかわいい「ルレ ブレ」。
フィナンシェに近い味わいの焼き菓子だそう。
それからクリアケースに入ったホールケーキには、
「タルトキャラメル」や「コロンビエ」など。
そこから「ガトー ゴルゴンゾーラ」を選びました。
上霜シェフのスペシャリテです。
このしっかりした焼き色。
上霜シェフの焼き菓子の特徴ですよね。
青カビチーズの香味とコクがそのままガトーに活かされています。
塩味も強い分、甘みも強く、満足度が高い。
私は1/4カットで頂きましたが、