どうも、ハイ・テールでごわす。
皆さんいかがお過ごしですか?
私は元気です・・・・・・・・
なんで、点点点なんや!
今日は久々にまじめな話しちゃいます。
私達の目地屋という仕事は形でいうと孫受けです。
見積もりはありません。
タイル屋さんがゼネコンに対して見積もりをして通った仕事をする職種です。
私達の仕事の単価はタイル屋さんが決める訳です。
数量を計って見積もりする訳で目地屋の数量もわかっているはずですけど多々問題は起きます。
契約書は交わしていないし口答で「状況はこんな感じでこの数量だけど出来る?」
とそれだけで判断して仕事をする訳ですから「そりゃ~問題はおきますよ」と私は前から思っていました。
仕事をもらう関係上、数字が合わなくてものむところはのむというのが暗黙の了解の世界。
でも、私は自分の使ってる職人に対して手間受けをやらしていたので、
そのへんはきびしい目地屋の部類で問題があれば実測をするというのが習慣になっていました。
なので、現場に乗り込むと概算で「何㎡あるのか?」という読みが自然と身についています。
でっ、ここから話をするのは書くかどうか迷いました。
うまく伝わるかどうかわからないですけど書いてみます。
10月に春先に出会った目地屋さんから電話があり、
「高柳さん今どうですか?」と
「あまいよ~」
「今、ボーダーのチューブで2000㎡の現場に入っているんですけど他もあって間に合わなくて」
「了解、どこにでも行きますよ」
でっ、入ったチューブの現場。
うん?これが2000㎡?と第一印象。
でも、応援の現場ですからと仕事をしてました。
そのうち彼の仕事の状況を聞くと結構パンパン。
「なんなら仕事ないからここの現場俺が見てもいいよ」と
「それなら助かります」というとでその現場は私がまとめることになりました。
数量的にはけっこう離されていて工期にどうかなと思う状態でまかされたわけですけど、
時期も時期なのでやれる自信はありました。
でも、タイトな日程になっていたので、
工程を考えるといつものやり方でやるかと思いその目地屋さんに相談しました。
いつものやり方とは図面をもらって面ごとの数量を細かくだすことです。
そうすれば、いつまでにここを終わらせてくれと言われても人工を読みやすいからです。
「数量を測っていいかな?」
「いいですよ」
「でも、測ると事実がわかるよ」
「どういうことですか?」
私はこの現場を数日やって彼が言われた数量と全然違うとわかりました。
これは勘でもあるけど経験上けっこうはずさない勘なんです。
「この現場はおそらく2500㎡はあるよ。
こういう時期だから㎡数をごまかされていてものむというやり方もあるけど事実がわかったらどうする?」
「チューブの現場で500㎡はのめません。戦います」と
でっ、一緒に測りました・・・・・・・・・・・・・2480㎡。
自信はあったけどここまで数字が近いとは正直思っていませんでした。
でっ、もう一度確認。
「どうする?」
「戦います」
そこから先は彼の仕事。
私の仕事は現場を工程通りまとめる。
状況的に三人で常駐しないと終わらない計算・・・・・・・「そうだ!大阪からイトーちゃん呼ぼう」
そしてイトーちゃんとのでたらめな生活が始まるわけなんですけど。
そして無事、現場は工程通り終わりました。
そこからは勘のいい人はわかりますよね。
今日は長くなりそうなので続くにします。
それではまた明日!
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