先日の作品に使っていた筆。
穂先が9㎝ありました。
穂先の「超」長い筆です。
そして、軸の直径は0.9㎝、軸の長さは31㎝。
書道教室で生徒さんに使っていただいている筆は、
穂先が5㎝、軸の直径は1.3㎝、軸の長さは21.5㎝。
穂先9㎝というとかなり長いのがわかりますね。
書道の筆は、穂の長さによって、
長鋒（ちょうほう）、中鋒（ちゅうほう）、短鋒（たんぽう）と言われます。
軸の直径に比べた長さで区別されるのですが、
一般的に、軸の直径に比べて、下記のように言われます。
4.5～6倍の長さものを、長鋒
3～4.5倍の長さものを、中鋒
2～3倍の長さものを、短鋒
そして、6倍以上ある長いものを、超長鋒
逆に、2倍以下の短いものを、超短鋒
ですので、この筆は「超長鋒」。
扱いにくいのは見ての通りです。
長くてくねくねする穂先を使って書くのがこの筆の良いところ。
字に味が出ます。
線に深みが出ます。
そして作品に色気が出ます（笑
いろいろな筆がありますね。
筆墨硯紙のことを「文房四宝」と言いますが、
これらも少しずつご紹介していこうと思います。
書がまた楽しくなりますように♪
明葉
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