ども、名人です。
今日の東京の空も、雲で覆われていますが、ところどころは薄曇りで、青空が透けて見えています。
湿気も高そうなので、ジメジメしちゃうのかなぁ。
爽やかな1日になってくれれば嬉しいんですけどね。
さて、先日の事ですが、電車の中で、子供を怒っている親を見ました。
子供が悪さをしたり、言う事を聞かなければ、しつけのために叱る事は普通の事なんですけども、その親御さんは、どう見ても、叱るのではなく怒っている様にしか見えませんでした。
「怒る」と「叱る」は異なります。
「怒る」は、自分の感情のままに怒る事。
それに対して「叱る」は、相手の事を考えて怒る事なのだと思います。
仕事で部下が起こしたミスに対しては、指導する意味で「叱る」場合が多いのですが、これが「怒る」になると、上司はもちろんですが、部下の方も怒られたという意識が大きくなってしまうので、何も発展性が無い様な気がします。
玩具屋さんや、そのコーナーの前で、子供が駄々をこねている場合に、その子供を怒っているシーンはよくあると思います。
そんなところを見ていると、最初は叱っているのが徐々に怒っていく変化が見られたりします。
親が弱いのか、子供がどうしても欲しいのかは分かりませんけども、それを買うときに、親が何かの条件を出して、子供に納得させていれば、それでいいのかなと思います。
まぁ、それは、それぞれの家庭の事なんで、第三者がいう事ではないのです。
しかし、泣き叫んでいる子供を怒っているシーンというのは、見ている方としても、何か居心地が悪くなっていってしまいます。
それが電車の中では、こちらも逃げる場所が無いので、困ってしまいます。
「怒る」のは簡単ですけども、「叱る」のは難しいので、子供や部下のためにも、しっかりとした「叱る」を覚えていきたいなと思いました。
ところで、今の若い人は、叱られるとか怒られるというのが恥ずかしいそうです。
新入社員とか、新しい仕事をする時に、ミスをしてしまうのは当然の事だと思います。
そのミスを修正していく事で、仕事を覚えていくのです。
大きなミスはしないに越した事はありませんけども、そんな大きなミスをする前の小さなミスはどんどんしていって、経験値を増やしていった方が、私はいいと思います。
その修正に関しては、同じ様な経験を先輩もしているはずなので、指導してもらったり注意してもらいながら、いい仕事が出来る様に成長していけばいいのだと思うんです。
ミスをしない様にするのは当たり前の事ですが、どうしても気がつかなかったりすると起きてしまうものです。
それが起きてしまったとしても、恥ずかしくはないのですが、それを隠してしまう事は叱られる対象になると思います。
自分で修正するのもいいのですが、それ以上に、いい修正方法があったのかもしれませんので、その都度修正や指導された方がいいと思います。
上司としても、いい結果が出ればそれが一番いいのですから。
では、今日も一日楽しみましょう!