皆さん、8月21日放送のテレビ東京「カンブリア宮殿」は
「ライブドアとはなんだったのか?」でしたが
ご覧になりましたでしょうか?
スタジオにライブドア社長の平松庚三氏と
ライブドアの社員さん70名を招いて、
事件発生から7ヶ月たったライブドアの現在、
そして平松社長やライブドア社員の方々の現在の
気持ち・考えを取材した内容でした。
そんな番組の後半、スタジオ内の社員さんが
平松社長に質問をするコーナーがあり、その中で
「ライブドアの若い社員を見て、どう感じていますか?」
という質問がありました。それに対して平松社長は
「社員というのは、部下であるというのが一つ。
でも部下だけだと思ってないし、ライバルと思っているし、
師匠だと思っている訳です。だから楽しい。」
と答えていました。
気持ちいい答えですね。
事件前のライブドアは法律やモラルに抵触すれすれでも
株価と売り上げと利益率が上がれば良いという方針で
突っ走り、結果あの事件を起こしてしまいました。
その厳しい状況で火中の栗を拾った平松社長。
ライブドア経営陣唯一の大人という声もありました。
それはきちんとした経営と社会のルールをわかっている
ということでしょうが、それだけでなく、苦しいときでも、
いつも明るさを忘れず、若い社員とも壁を作らず
気さくに話ができる、という点で、
ライブドア再建にぴったりの経営者だと思います。
この苦しい状況でも逃げなかった社員の皆さんと
力を合わせて、頑張っていただきたいものです。