こんにちは、ココアこと田中貴子です。


今年1月の千葉(船橋)オープン・カウンセリングでの、

私の登板回で、ご相談されたおのともこ さんから先日、

当時のやりとりを振り返った感想記事を書かれたことを

お知らせいただきました。


おのさん、ありがとうございます。 


おのさんは、物事の捉え方を変えるリフレーミングの手法

をカウンセリング・コーチングに応用して、現在アラサー世代

頑張りすぎてしまう女子を助けることをモットーに、活動

されます。


おのさんのブログの「私のココロ回復の記録」をたどって、

読まれたならば、丁寧で一途な人柄が伝わります。
(読み応えありますよ~)

当時のことがふっと目に浮かぶくらい、細部にわたっています。


私の回では、個人カウンセリングの傾向と同様に、

仕事にまつわる相談が集中しやすいですが、

この時は内なる小さな子ども(インナーチャイルド)を癒すことが

クライマックスとなりました。


おのさんのブログから一部ご紹介させて下さいね。

(全文はこちら

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最初は、数日前の出来事を淡々と説明していた私。


電話でのやり取りから話が進み、

小さい頃から弟とずっと比較されていたのが嫌で、

母親に認められるために、自分を押し殺してでも、頑張ってきた

私とは対照的に、

なんでも自由に表現し、それを認められて実現してきた
(ように見える)弟を、

ずっと羨ましいと思っていたことを話しました。


たかこさんから、インナーチャイルド(自分の内にいる小さな子ども)

登場させてみましょうか、と提案頂いて

自分の掌のうえに、小さな”わたし”がいることをイメージして、

話し始めました。


心屋リセットカウンセリングは、セルフイメージに対して「言ってみる」

を実践することで、自分の制限や禁止を許可する、オリジナルの

問題解決アプローチ。


私はたかこさんのガイドに従って、

小さい”わたし”の心の声を口に出して、言ってみることになりました。


つい先ほどまでは冷静に話していた私でしたが、

たかこさんの後について言葉をいうたびに、涙がポロポロ溢れて

きました。


「いままで、よくがんばってきたよね~。」


「ほんとうは、そんなことやりたくなかったんだよ、わたし。」


「でも、がんばったら、ほめてくれるとおもって、べんきょうも、

ならいごとも、すごくがんばってきたのに、おかあさんは○○のこと

ばっかり、ほめるんだもん。さびしくなっちゃった。」


「わたし、もうそんなにがんばれないよ。」


「だって、そんなにあたまよくないんだもん、つかれちゃった。」


「わたし、おかあさんのおもちゃじゃないよ。」


小さな”わたし”は、きっと本当にこう思っていたんだろうな~

という言葉を、まるで乗り移ったかのように、口にされるたかこさん。

わたしは、そのまま後に続きます・・・。


「あーあ、おかあさんなんて、だいきらい」

「でもだいすき」


この2つの言葉。


矛盾しているようで、どちらも”わたし”の本当の気持ち。

言ってみたことで、心の中のモヤモヤが

すーっと穏やかになっていくのを感じました。


セッションは、インナーチャイルドを

もう一度自分のココロの中に同化させてから終了になりました。


(今まで本当によく頑張ってきたよね、自分なりの努力を精一杯

してきたんだもんね。

もうそのままでいいんだよ。ありがとう。)


大人の私から、小さな”わたし”に言葉をかけると、

小さな女の子は、ちょっとはにかんで笑ったような気がしました。


カウンセリング終了後に、たかこさんから頂いた言葉は、

「わたしはもともと素晴らしい!」 「毒を吐いてやる」

そして「大丈夫ぶりっこしない」。


「リフレーミング」で事実の意味づけを変えるトレーニングをする

ようになったから、

自分のココロとある程度、うまく付き合うことができるようになった私。


もしかしたら、それだけでもう大丈夫、と過信していたのかもしれま

せん。


それこそが「大丈夫ぶりっこ」だったのだと思います。


でも、自分の奥深くにある気持ちや感情をキャッチできないと、

それは表面上のスキルになってしまうかもしれない。


置き換える前に、まず自分の中にあるものを認め、受け容れる

の重要性を、このとき改めて感じました。


ありのままの自分の感情・思考は、ピュアでもあり、時にはブラック

でもあるもの。


それを都合よく取捨選択せず、どちらも受け容れることが必要なのだ

と学びました。


それが自分の存在を自分で認め、深く受け容れることにつながるん

ですよね。


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ココロの勉強をしていくと、自分の荒ぶる感情を自覚するも、

それへの対処も格段に早くなります。

だから、すごく楽チン。


たいていのことは、「まぁいいか!」と穏やかに受け流せたり、

偏った自分ならではの思考を修正できるようになったり

します。


でも、長年慣れてきた”歪み”は、そう簡単には消えてはくれない

こともあります。


それは、頭(理屈)で整理しようとしても、ピンと来ない。
ましてテクニックやパターンでは解決しない、
ココロの奥底にある

本当の気持ちをちゃんと無視しないで!のサインだったりします。


たとえば、肩こり・腰痛がひどくて、整体に行ったら、骨盤矯正して

もらった。猫背な姿勢が、すっとまっすぐになった。

コリもほぐれたみたいで、嬉しい!

でも、日常生活に戻れば、いつもの思考・いつもの姿勢・

いつもの行動が、だんだんと元の歪みへと戻ってしまうように、

ココロもまた、いつの間にか影響されて、モヤっとすることが

あります。


カウンセラーとして、お仕事をさせてもらっているから、

もう一切悩みはないということもありません。

むしろ、次なる深い課題を頂いているような、そんな気持ちに

なることもあります。


だから、身体メンテナンスのようにストレッチしたり、

試行錯誤な自主的運動(自分なりに分析したり、行動したり、

セルフ・カウンセリングしたり)をすることはもちろん、

ときには誰かの手を借りて、カウンセリングを受けてみる

ことで、自分を客観視することも必要になります。


そうしていくと、いつしか次第に奥から浮上してくるような

”心の根っこ(叫び)”が出てくるようです。


それは、とっても大事!
それは、自分にしか分からない、見つけたぞの感覚があります。


ともこさんにとっても、それがあのときだったのでしょうね。


お互いがガチの真剣勝負だから、私もともこさんの気持ち

が乗り移ったかのような気持ちになれたのかもしれません。


オープン・カウンセリングは、そういう手ほどきのような役割も

持っているかもしれませんね。


大きな悩みじゃないけれど、ちょっとした事件があって、

”自分なりにやってみたんだけど、これでいいのかな?”

そんなときにも、利用してみてくださいね。


あるいは自分のココロの歩み・成長を確かめに、誰かの相談を

じっと聞き入ってみるのも、気づきがあります。


来週末13日には船橋のオープン・カウンセリング にも登板

しますので、気になった人はぜひいらして下さいね。


必要としている誰かの心に届きますように!


読んでくださって、ありがとう。


◎お知らせ◎


○個人カウンセリングはこちら

 

 マッピング体験募集は4月末をもって、終了しました。

 個人カウンセリングの流れで、マッピングを受けたい希望

 があれば、時間内にオプションにて行ないます。

 申し込みにマッピング希望を添えて下さい。



○読書会など、最新イベントスケジュールはこちら
 をご覧になってください。


 来月の読書会は、7月12日東京・恵比寿にて、
 ミヒャエル・エンデの名作ファンタジー『モモ』一冊を
 メインに語ろうの会をお送りします。

 詳細の案内はこちら をご覧になって下さいね。

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オープン・カウンセリング

 7月13日船橋で登板します。

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