一時よく耳にしていた言葉で
「自分に優しくすることが大事」
「お金は出したら入ってくる」
「自分の望みを叶えてあげること」
なんていうのがあります。
根が単純な私。
「ふむふむ。それなら出来そうだ！」
「出したら入ってくるんだって？じゃあ出そうではないか！」
「自分の望みを叶えるだって？なんて素敵！そんなこと簡単だ」
と思って実行していました。
が、一向に入って来る気配はない。
出したら出した分だけ減っていき・・・
「なんで？出したら入ってくるんじゃないの？」
「自分の望みを叶えていたのに！
自分に優しくして、マッサージへ行ったり、食べたいもの食べていたのに！」
「そうする許可を出しているのに！！！」
と、ひねくれた性格がさらに・・・（苦笑）
なんてこと
結構多いんですね。
これ、ちょっと違うんです。
「自分に優しくすることが大事」
「お金は出したら入ってくる」
「自分の望みを叶えてあげること」
確かにそうなんですが、
マッサージへ行ったり
好きなものを食べたり
欲しい！と思うものをどんどん買ったりしても
それが「自分に対する優しさ」かというと
実は、そうではないのです。
なので、
もしも私と同じように
自分の声に従って
欲しいものを買ったり
好き放題食べたり
心の声に従って仕事を休んでも
なんとなくスッキリしない方は
次のようになっていないかチェックしてみて下さい！
例えば、心の声が
「疲れたからマッサージへいきたい」と言った・・
ように感じたとします。
そして、あなたはマッサージへ行きました。
疲れた体がほぐれていい気持ち！
のはずが・・・
この時の頭の中↑
「ふーー、帰ったら洗濯せなあかんし・・
風呂も洗ってないし・・・・・
給料日まであと１０日もあるし・・・
あーーーーもう嫌なんですけど・・・・」
こんな風になってません？
心地よさを感じつつも
頭の中は考えると気分が悪くなることばかり・・・
これじゃあスッキリしないもの無理はない。
なぜなら、考えている時の気分が大事だから！
「今」心地よさを感じていても
気持ちは「今」ではなく
「明日」の仕事のこと
「少し先の時間」のするべきこと
「昨日」あったミスのこと
どれもあなたを気分良くするものではないなら
マッサージの心地よさも一時的なものにすぎない。
自分に優しくって
「頭の中」を優しくすること
それは「今このとき」を感じること
この時の頭の中↑
「あーーーありがたい！
最高やんっ！！！
ふーーっ、癒されるぅーーーー！
ベリーハッピーやーーーーー！！！」
この時の全身で全細胞で感じる心地よさ！
この感じを味わうこと！
私たちが欲しがっているのは、
この時の気分なのだから！！！
美味しい食事も
素敵なファッションも
好きな友達との語らいも
心地よいリラクゼーションも
ワクワクする映画や小説も
その時を過ごしながら
頭の中に嫌な気分があったら
ただの現実逃避にしかならない
心地よさなんて持続する必要がない
その時に一瞬でも感じられたらもう最高！
だけどその一瞬さえも
無駄にしていないか？
そんな風にしていたら
どれだけお金があっても回っていかないよ。
こう感じられることを
ひとつでも多くもつこと
そうしたら
一日のいろんな場面で
「心地よさ」が増えていくよね
意識の矛先を
心地よさ探しに向けるんだ！