◎楽しいことを毎日する、という宿題◎ | 不完全なままで完全である

不完全なままで完全である

◇サイキックです、心のことのおたくです、保育士もやってます◇

フェイスブックには書いたのですが、

数日前、フランスに住んでいた時の大家さんのことを思い出しました。


大家さんのことを書く前に、私のことを少し・・。


私は、電話で話をするのがあまり好きではありません。

知っている人であればまだ良いのですが、

事務的な電話は出来れば避けたい、と思ってしまいます。


この前も、住宅保険の会社へ電話したのですが、先方も事務的で私も事務的。

用件だけ伝え合う、了解しあう、という感じ。


こういうやりとりは、みなさんもありますよね。


15年ほど前に、約1年とあるカード会社で働いていたことがあります。

一日中、電話応対に追われる仕事でした。

この時も、99パーセントのお客さんは「事務的」。

もちろん、私も事務的に用件だけを伝えます。

(なぜなら、早く終わらせたいから。面倒な客は余計にそうしたいし~。)


だけど、1パーセントのお客さんはそうじゃないんですよね。

電話でのやりとりのなかに「センス」を加えます。


それは、会話を和らげるセンス!

何気ない、冷たいやりとりに色を加えるセンス!


たとえば、電話を切る際に、「ありがとう」だけではなく、

「ちきりさん、どうもありがとう!」と、担当した私の名前を付け加えてくれるとか。


フランスでお世話になり、家族のようにかわいがってくれた大家さん。

彼女は通訳であり翻訳家であるので「ことば」のセンスはピカイチなんですが、

それが、仕事だけではなく、あらゆる場面で光っているんです。


私が苦手とする電話でのやりとりも、

「今、お話しているのは友達ですか????」

と、聞きたくなるくらいに、とっても楽しそうなんです。


例えば、フランスの固定電話は、電話会社によっていは市内通話は無料なので、

「少々お待ちください」と先方に言われると、


「大丈夫!いつまででも待つわよ~。だってこの電話は無料だからね。

明日の朝まで待てるわよ~。ゆっくり時間をかけて調べてねーーー」


とか、


「あなたってとても優しいわね~!

このままずーーっと話をしていましょうか?だってタダだしね。」


とか、


「あなた日本へ行ったことある?」

「え?ないの??」

「行った方がいいわよーーーーー。アジアは好きじゃないの?」


とかなんとかかんとか・・・。


まあ、これはどちらもフランス人だから成り立つのかも知れませんね。

でも「見知らぬ人との電話での会話」をいかに楽しい会話にするか?!

こんなことを考えたこともなかった私にとっては、目からうろこでした・・・。


ある方から、

「お金をかけずに楽しいことを毎日する!」という宿題(?)を出されている私ですが、

その意味が、大家さんのことを思い出し、やっと分かりました。


「楽しいことをする」


どこかへ出かけたり、何かを作ったり、何かを食べたりするだけでなく、

あらゆることに「彩り」を与えることだったのですね。


それは、今この瞬間も出来ます!

この瞬間も「楽しいとき」に変えることが出来るということ。


今、あなたはどんな時を過ごしていますか?

今に彩りを加えるとしたら、どんなことが出来るでしょう?


では、楽しいサンデーを!



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