みなさんこんにちは。
ブログの更新を怠ってしまいました。
日々ブログにご訪問頂いたみなさま、本当にありがとうございます。
しばらくぶりのみなさまも、どうもありがとうございます。
1月号の「おたより」にも書きましたが、
私の友人・知人には「大好きなことをやって生きている」人がたくさんいます。
その人たちに共通することがあります。
それは「これをやっていくら儲かるか？」ではなく、
「みんなを喜ばせるにはどうしたらいいだろう」です。
働くことが ひとを喜ばせること なのです！！！
そして、みんな仕事を通して伝えたい思いを持っています。
起業をしたときの熱い思いをいつまでも大切にしています。
私の大切な思い、それはなんだろう？と振り返った時、いくつかのことが浮かびます。
まず、母の死後、心身ともに疲れ切っていた私が気づいたこと。
「自分を癒せるのは自分」
これは日々の料理を通してそう思いました。
そして料理を勉強するためにフランスへ行ったのです。
料理の仕事をしながらいろんな食事療法を試したり、オーガニックに凝ったりしていました。
そして、あるときパリのマルシェで山のように積まれたにんじんの前で、
「もし、私がにんじんだったら、ここでなんと思ったのだろう？」と思ったのでした。
私がにんじんだったら・・・
そうイメージした私が感じたことは、
「人に食べられるのが運命なら、喜んで食べてもらいたい！
そして、一口たべて おいしいっと言ってもらいたい。
その人の体に入って、その人が幸せになるように助けたい！！」
ということでした。
私は、このことをよく思い出します。
そのたびに「食べること」を通して私が伝えたかったことはなんだろう？
と思ったりします。
料理を作るときは、食材を見ては、
「私がこの野菜だったら 今、どうされたいんだろう？」と思います。
今までは、それが「食材と自分」の関係について思っていました。
でも、こういうことを繰り返していると、いろんな人間関係の中で、
「今、この人はどうしてほしいんだろう？」
「今、私は自分を喜ばせるためにどうしたらいいんだろう？」
と思う思考に変わりつつあることに気づきました。
いつも初心に戻り、自分を見つめてみる。
あのときの「にんじん」は、いつも私を見守ってくれているような気がしています。
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