昨日の視察の2箇所目は、韮崎市穴山の
特別養護老人ホーム「穴山の杜」
まだ議員になるずっと以前・・・
4年前に訪れたときは、1階のカフェでお茶をいただき
館内の絵画や美術品を観賞させていただきました。
このゆったりとした開放的なロビーや雰囲気は何も変わっていませんが
今回は、市議会議員としてしっかりと勉強させていただきます。
以前と変わったことと言えば、こちらの「お菓子販売コーナー」
全品100円ちょうどで、館内に居ながらお買い物を楽しめます。
要介護3以上が入所要件なので、認知症の程度も進んだ方が多いということ。
自分のお金で考えながら買物をすることも
実はたいせつなリハビリのひとつなのだそうです。
「穴山の杜」は定員が60床。
ユニット型の完全個室で、プライバシーに配慮した作りになっています。
1ユニットは、10個の個室で構成され
それぞれのユニットには町名が入っています。
こちらは「亀一丁目」のユニット(*^^*)
個室には番地が入っており、小さな町の雰囲気です。
ユニットの入口を入ると、家庭的でアットホームな広間になっています。
大きなダイニングテーブルや、コタツのセット、ソファー席
スタッフさんと話しやすいカウンターのテーブルなど
10名の利用者さんが、その時々の気分で居場所を選びます。
この日、仲良しになったのは元郵便局長のYさん。
「穴山の杜」の会長さんとは若い頃からのお友だちだそうで
県内の郵便局長を歴任された華々しいご功績をたっぷり伺いました。
国立市でも特別養護老人ホームを建設して欲しい旨の陳情を
9月議会でいただきました。
しかしながら、
特養を誘致しても市内の方が入所できるわけではありません。
「穴山の杜」もいちばん多いのは、近隣市の方だそうです。
現在の待機者は100名ほどですが
現実的には年に数床の空きがでるかでないかというところ。
こちらでは、たいへんご長寿の方が多く
入所者の平均年齢は90歳超えなのだそうです。
特養の増床が難しい国立市では
在宅で、安心した生活を送れるようにしなければなりません。
「穴山の杜」の利用者さんの活き活きとした笑顔や暮らしぶりが
何に起因するものなのか、少しだけヒントを貰えた気がしました。
こちらの施設を運営する「社会福祉法人信和会」の
栗原理事長と会長さん♡
知的障害者更生施設「穴山の里」の設立にはじまり
「グループホーム」「ケアホーム」「通所授産施設」の運営と
長く地域福祉の担い手として貢献されてきました。
平成18年に設立したこちらの「穴山の杜」に引き続き
この28年4月には、短期入所生活介護事業所を開設されました。
こちらも国立市には大いに参考になりそうです!
またゆっくり見学させてくださいね〜
今日も読んでいただきありがとうございました。
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