「作物が育ちやすい環境は?」
クリスマスが終わると、来年に向けてのカウントダウンがはじまります。
時は容赦なく流れ、自然は人の想いとは無縁の壮大な姿を見せ続けています。
まるで水墨画のような浅間山の風景…。
そして、晴天の夕暮れに見せた、赤富士ならぬ赤浅間。(雪被りですが…)
こんなに表情を変えながら、人に左右されることなく山は生きています。
作物の栽培で、連作障害などの様々な病害に取り組んでいます。
先日も、対策を進めるための情報交換会があり、病害の原因と対策を検討しました。
過去の取り組みの経緯を思い返しても、共通に感じることは、
“人間の都合”で作物の育つ環境がつくられていること。
省力化のための農業技術、簡便な防除策。
必ずしも、作物の生態を優先して考えた栽培でないことがあります。
堆肥の施用についても、理想とは離れ、産業廃棄物の処理の場として水田や畑が選ばれることで、過剰投入や未熟堆肥としてのリスクを生むこともあります。
長年、懸念として抱き続けてきたことが、現実に病害リスクとして現れていることを考えると、自身の進むべき方向性がみえてきます。
大自然の中で、どんな環境をつくるのか…、
作物の生態を知ることが、健全栽培の原点になります。
人間の都合の環境でなく、作物の育ちやすい環境づくりをするために手を添えて行きたいと改めて思う年の瀬です。
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