「限られた時間…命を生かす時間」
お彼岸、そして、敬老の日、秋分…、今年のシルバーウィークは、メディアで活躍していた方々の訃報が続き、命を考える秋のはじまりになりました。
月を越し、仕事の毎日を過ごしながら、人間の一生の締め括り…“終活”を考え続けていました。
まだ、これから…、という活躍中の若き死は衝撃的で、命の儚さを知らされます。
2人にひとりがガンになるという時代。
ガンになる要素を誰もが持ちながら、発病者に選ばれてしまう事には、様々な要因の掛け算が潜んでいるのでしょう。
ひとりひとりの命、そして、人生…いろいろです。
昨夜、通販で手にした闘病記を一気に読みました。
「未来のことは未来の私にまかせよう」…ニュースキャスター黒木奈々さんの手記です。
本の帯には、「もう一度あの場所へ…涙と希望と勇気あふれる手記」という言葉が添えられています。
美しく、未来に向かうお姿の装丁が、今では虚しく、悲しく、苦しくさえ感じられます。
昨年7月の変調から、わずか一年余でガン細胞に命を奪われた無念。
心身共に苦しみぬいた日々…。
一生というには、余りにも短すぎる人生に、胸がつまります。
一年前の今日は、生きて、どんな気持ちで闘病していたのかを知ると、その想いが身近なものとして心に染み入ります。
あの時、○○していれば…という原因探しをして、後悔や悔しさで「なぜ?」を解決しようとしたり、自分の臓器に酷使したことを謝る気持ちも、体温を感じるように伝わってきます。
言葉に命が宿っているような…。
…“ことば”が生きています。
夢や目的、使命を追っていると、“気力”で動けることがあります。
「気合を入れて…」は、行動力の源。
心身は、相互のバランスで命を支えているのかも知れません。
ガンで傷ついてしまった身体も、気力で免疫力が高まり、ガンに打ち勝てることがあるようですが、バランスを失った時は…。
誰もが命の終わりに向かって生きている、一度限りの人生で、
前向きに生きようとする“今の継続”が大切…。
病気でも心は健康に生きた人。
黒木奈々さんのご冥福をお祈りいたします。
★未来のことは未来の私にまかせよう
http://hon.bunshun.jp/articles/-/3535
※本の印税の一部は「公益財団法人がんの子どもを守る会」に寄付されるそうです。
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