「整然と整枝され、収穫後半になります」


台風の影響で、すっかり涼しくなりました。

まだ、残暑は続きますが、今年もこうやって一雨ごとに秋が深まっていくのですね。


セルリーの配苗から一ヶ月余、今年もJAの技術員さんと生産者さんとで圃場巡回をしてきました。

集合前に、丸ナスの試験圃場の生育調査を…。

中野市は、出荷農家40数名の丸ナスの産地でもあります。

丸ナス 弊社の土づくり資材の試験、今年は植穴処理で生育を追っています。


定植時に、植穴に50gを入れるだけ。

費用的にも負担が少なく、費用対効果のおすすめ施用法です。

ちなみに、左側が無施用、右側が植穴施用です。


丸ナス こちらの列は、左側が植穴処理、右側が無施用です。


生産者さんにお話を伺うと、まず勢いに違いを感じるとか。

施用区は、害虫による食害が少なく、青枯病の発生株があっても、そのまま生育して収穫もできていることに気付いたそうです。




丸ナス また、今年は周囲で半身萎凋病発生の声を耳にするそうですが、この圃場では発生しなかったようです。


整然と仕立てられて、きれいな圃場です。

整枝し過ぎて、中途で収穫量が減ってしまったことが、早くも今年の反省点とか。


樹の勢いが増して、整枝の作業に昨年より時間が掛かっているのも、良いことの反面にある現状のようです。


毎日、作物と向かい合い、その姿と出荷量を見続けていると、いろいろなことがみえてくるのですね。


一日の出荷量と、ナスの樹の本数で割り出す成果は、来年へ持ち越す様々な課題になります。

今年より、来年…その前進が、技術と収量の向上になります。



丸ナス グリーンアスパラガスの試験を実施している生産者さんの丸ナスの圃場も見せていただきました。


初期に半身萎凋病が3本発生していましたが、発生株が増えながら生育しています。

こうしてみると、病害は同じ畝で移って行き、横の列への影響は、少ないようです。



研究用に発生株を残してくださいましたが、このような過程を現しています。


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