「生育に違いを現す作物の姿」
少々、夏バテの盆過ぎです。
今年の初夏は、レタスと丸ナスの調査で慌ただしく過ぎ、データのまとめや写真の整理を抱えています。
資材や環境の違いで作物が現す姿は、興味深く、面白いものですが、取りまとめの労力は結構大変…。
しかし、この試験研究を続けることで、作物の生態や資材のチカラをより深く知ることに繋がり、更なる追及への意欲を生み出します。
今年は、資材の効果を再確認する基本的試験を、生産の現場以外で改めて行ってみました。
無肥料の仮植用培土をベースにして、弊社の育苗用資材の混合量を変えてのセルリーの育苗です。
左から、無肥料・10%混合・15%混合・20%混合。
バックに見える9cmポットと同時に、128穴トレーに仮植した苗をさらに16穴トレーに植え替えてスタートしています。
上は、7月16日。 左は、8月3日。
当初は、20%混合にストレスがあったようですが、半月後には回復して生育が進んでいます。
9cmポットの苗は、7月21日に配苗されていますから、それから約一ヶ月になります。
さすがに、無肥料は生育していませんが、それぞれ、しっかりとした白い根が育っています。
播種から同じスタートをした苗が、トレーやポットによって培土の量が違い、生育が変わっています。
根の伸びる環境と、肥料の量で、こんなに大きさが変わります。(写真右)
50cmになっているセルリーは、ポットに肥効調節型肥料が入っているため、配苗から一ヶ月でも老化していません。
遅れ馳せながら、畑に定植して10月半ば過ぎには収穫します。
丈は伸びたけれど、太ってくれるかな…。
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