「農業生産を現場で知る」
諏訪も松本も、あそこもここも、訪ねたい産地がたくさん。
どうしても農業の最盛期は試験をはじめた地域に集中しがちになります。
そこで、今日はちょうどご注文をいただいたタイミングで、運送業者を頼まず、自ら配達しながらご挨拶を兼ねて、生育状態をみせていただくことにしました。
定植したキクの苗の株元に資材を撒いて、ロータリーで混合していただきました。
キクは、昨年、「さび病」が発生した圃場。
キクは、数年前に「わい化病」の試験に取り組んだことがあります。
初めての生産者さんの下で、取りあえず、資材の処理をして様子をみます。
主目的は、安曇野市のセルリー生産者さんへの秋作用資材の配達ですが、ちょっと寄り道。
スイカの圃場は、トンネルが連立。
波田地域のスイカ、最終期の圃場は、肥料撒きをしていました。
何気なく生産者さんとお話したことで、以前、他地域でお世話になったJAの技術員の方が、この地域に異動されていることを知り、久しぶりの再会。
資材をよく理解していただいているため、いろいろお話した中で、新たな進展になりそうです。
山形村では、お得意様とこれから育苗する秋作のセルリーのお話を…。
育苗の都合で、いつもと違う32穴トレーを使うため、根の生育を早くするために資材の使用量を相談しました。
久しぶりにお会いする方々に懐かしさがこみ上げ、心温まる時間。
後継者の頼もしい姿にも出合い、未来へ続く時の流れを感じてきました。
そして、目的の安曇野市へ。
日暮れ間近の静かな時を、収穫前のセルリーと過ごしました。
連棟ハウスを見渡すと、いつもながらの「松本1号」の姿。
ご夫婦お二人で、何棟ものセルリーを専業栽培していることに今更ながら感心し、10数年の月日を思い返しました。
いろいろな試験で通わせていただいた地ですが、お互い健康でこられたことが、長いお取引の支えです。
車には重い荷物の負担を掛けたけれども、充実の一日。
生産者さんの顔を思い返しながら、皆さんの健康を願う今宵です。
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