「産地の継続は、栽培技術と販売戦略にあり」
2日続けて北信への出張で、ひと息つく夜…。
とにかく暑く、たまらなく眠く、帰路の運転はグタグタでしたが、
気温が下がり、リラックスしたら、パワーが戻ってきました。
暑さはストレス…。
中野市は、今、シャクヤクの出荷最盛期です。
シャクヤクは蕾で出荷されますが、見事に満開の景観を見せている畑がありました。
今年は、都合で春先のハウスのみの出荷に集中したそうで、生産者さんは株を育てるための花摘みをしていらっしゃいました。
シャクヤクは、一株に20数本の花芽を出すそうですが、出荷するのは5~10本程とか。
定植後3年は花を出荷せずに株を養成し、さらに毎年、茎を残して強い株に仕立てることで、高品質の花を生み出す株づくりをしています。
統一した栽培技術と出荷のルールが、生産量が日本一、品質も日本一という評価につながっていることを知ります。
農産物直売所オランチェにも、蕾のシャクヤクがたくさん並びます。
ボタン同様のゴージャスな花。
ヨーロッパでは、「5月のバラ」Rose of Mayと呼ばれるそうです。
生薬としても利用される芍薬(シャクヤク)。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
日本では、美しい女性を指す言葉です。
日本に伝わる花文化の「肥後六花」では、「肥後つばき」「肥後はなしょうぶ」「肥後あさがお」「肥後ギク」「肥後さざんか」、そして「肥後しゃくやく」が挙げられています。
武士も愛したという花たち…肥後六花。
日本の花は、大輪で一重咲き、というのも、凛とした日本ならではの文化なんですね。
30年物もあるという、この畑…。
すごい根が張っているでしょうね。
シャクヤクが満開の畑には、感性を目覚めさせる芳香が漂っていました。
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