「長野県有機農業研究会第３５回大会」後記

「農業の新しい風…」

先月行われた「長野県有機農業研究会第３５回大会」の実行委員会から、第一日目のトークセッションの映像のメールを送っていただきました。

YouTubeでの発信です。

当日、お話をお聴きしながらキーワードをメモしていましたが、システム手帳に６ページ。

印象に残る言葉や、それぞれの方の想いを逃すまいと聴き入ってしまいました。

有機栽培農家さんの今…、それぞれの今を垣間見る、素敵なお話でした。

　　　　★有機農家５人のトークセッション

　　　　　　　http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-11993098165.html 　

また、５人の皆さんのお話だけでなく、メンバーの今にも感慨無量の想いがありました。

かつて私は、実行委員として活躍されているご夫婦のご両親を取材して記事にさせていただいたことがあります。　

それまで食の記事を書いていた私が、初めて農業を記事にした２００１年の夏のことでした。

戦後開拓された畑作地帯の大規模農家が多い地域で、昭和６０年頃、産地直送の宅配形式に転換した先代。

２２歳から専業農家として農業を営むベテランですが、子育て世代になった４０歳頃に有機栽培に切り替えて今に至るキーパーソンです。

有機無農薬栽培、産地直送の先駆者として、大勢の新規就農者の指導もされてきました。

様々なご活躍を遠くから垣間見てきたこの１４年の間に、次世代が農場を引き継ぎ、有機農業研究会の活動にも力を注いでいることが嬉しく思えます。

当時、畑をこまめに回り、手でアブラムシをつぶしていた先代のお姿、消費者とのイベントを準備するご様子…、当時と今、すべては継続の力に他ならないものです。

そして、

子供に安全なものを食べさせたい、自然環境を守りたい、という想いも引き継がれています。

農業の新しい風…それぞれの今を、垣間見てみませんか。

　　★YouTube

　　　　　第１部　　　https://www.youtube.com/watch?v=z0hS61nUrf4

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　信州の味　　　　　　　　地産地消と特産品を訪ねて