「北信濃の遅い春…ぶらり出掛けみませんか」
交通網が地方を変える…、
道路や鉄道による発展と衰退は、文明の進歩の中で繰り返してきた歴史で、人の動きがその明暗を分ける姿です 。
住む場所、遊ぶ場所…、日常の暮らしと観光は変化する“生きもの”ともいえますね。
今日は、北陸新幹線の開通で沸いた一日。
長野県は、長野～金沢間延伸開業。
長野新幹線の終点だった長野市が通過駅に変わり、飯山駅が新駅として開業しました。
飯山市といえば、北信濃の長野市からさらに北の奥信濃の核で、寺の町、仏壇の町としても知られています。
春は菜の花…、日本の原風景。
雪国ならではの素朴な味覚が揃う田舎です。
寺巡りもいいですが、まずおすすめは「高橋まゆみ人形館」の観覧です。
とにかく、素敵…。
見る人の心にやさしい風を届け、日常の喧噪を浄化してくれる空間です。
★高橋まゆみ人形館
http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-10634072179.html
そして、郷土の味は、「信州そば」と「笹ずし(笹の葉ずし）」。
野草の「オヤマボクチ」をつなぎにした富倉の信州そばは、知る人ぞ知る「ぼくちそば」。
そば好きは一度は味わいたい稀少そばです。
★富倉そば
http://www.iiyama-ouendan.net/special/tomikura/
また、来客として飯山を訪ねると、お決まりのように案内されるのが、老舗の鰻専門店。
初めて訪ねたときは、何故この地で鰻の有名店？というインパクトがありました。
いつからか、笹ずしもメニューに登場しているようです。
★うなぎ専門店本多
http://www.unadon.server-shared.com/
北陸新幹線飯山駅が決まってから、なんと３３年後の開通とか。
駅前には、東信に本部のある創業１２０余年の大型スーパーマーケットが開店準備中で、地元の食生活にも変化がありそうです。
新駅が奥信濃をどう変えるのか、ますます興味のあるところです。
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