「個性ある野菜たち…栽培への出合い」
立春を過ぎて、陽射しに春を感じるようになると、「今年は何を栽培しようか」と、心が畑に向いてきます。
地元佐久市では、佐久ならではの野菜を栽培するために、新品目の導入試験圃場を設けて栽培試験をしていますが、今日は市民向けの講演会。
合併により広域化した新佐久市10周年事業として「市場に求められる新しい野菜について」というテーマで、種苗会社、料理人、市場の方々のお話がありました。
大勢の参加者が揃い、今年新たに栽培する品目選びに積極的な生産者さんが多く、その真剣さを感じました。
佐久市は、ズッキーニ導入20年で、収穫量長野県2位の産地として育ち、次に続く洋野菜の産地化を目指しています。
★ズッキーニ
http://megumico-agri.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_7d57.html
1,953店、大阪764店、神奈川643店、愛知、埼玉、と続き、長
野県は256店あるそうです。
試食で紹介された新品目は、「リーキ」や「トレビス」「アーティチョーク」「スナップインゲン」など。
“市場に求められる野菜”を意識して選ぶのは重要で、確実に販売先が決まっている生産は、責任はありますが収益への安心感がありそうです。
2010年に八ヶ岳山麓で、市場に求められて栽培していたトレビスを見ました。
その後、栽培は増えているのか…、消費と生産のマッチング、そして、量によるコストが重要なポイントになることを改めて思います。
★「レッドロックって…?」
http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-10558033541.html
「トレビス」は、フランス語。
イタリア語では、「ラディッキオ」。
お話の中にあった「グストイタリア」シリーズのトキタ種苗の種の名称は、ラディッキオでした。
洋野菜は、品目の普及前に品種名がありすぎて、認知に時間が掛かる懸念があります。
このほろ苦さがアクセントになり、抗酸化作用がブルーベリーより高いという健康野菜。
生産者さんに気に入ってもらえるでしょうか…。
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