「信州の米…まだ、希少です」  


風さやか 長野県は、全国トップレベルの高品質米の米どころです。


玄米検査時の品質を示す「1等米」の割合は、長年90%台を安定維持し、収量も600㎏台(10a)です。

品種は、70%が「コシヒカリ」。

その他、「あきたこまち」「キヌヒカリ」「ひとめぼれ」、2%の酒米の中には「金紋錦」も含まれます。


歴史ある「浅科五郎兵衛新田米」も地域ブランドとして全国に知られ、安曇野、飯山…と、長野県各地に土地柄と稲作技術あらわすおいしい米があります。

冷涼な信州の寒暖の差が低農薬を可能にし、味と安全性を保持しますが、近年の地球温暖化の影響はご多分に漏れず受けています。


先日、韃靼そば茶で炊いた「風さやか」は、2010年度に開発 した長野県の新品種。(信交526号)

温暖化による高温障害を受けにくい米として、県内各地での試験を終えて、普及に移されています。


長野県の米づくりでの温暖化の影響は、
中晩性の「キヌヒカリ」が夏季の高温で出穂期が早まり、コシヒカリと同じ熟期で作業の分散を図れなくなる。

低暖地を中心に白未熟粒が発生し、品質が低下する…、などがあり、温暖化対策米が求められてきました。


そして、誕生した長野県オリジナル米「風さやか」の特徴は、キヌヒカリより晩生で高温登熟を回避し、安定多収、いもち病に強い、コシヒカリに近い食味。 
    ★県の新しく普及に移す技術  http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/sangyo/nogyo/gijutsu/fukyugijutsu/201102/documents/112h01.pdf#search='%E9%A2%A8%E3%81%95%E3%82%84%E3%81%8B+%E6%96%B0%E6%8A%80%E8%A1%93'     



米 その特長を活かし、“低コスト・高品質生産・減農薬栽培”米として、県内でいち早く産地へ導入したのが上田市です。

一昨年の暮れに新聞で目にして、興味がありながらも入手できず、今回初めて食べてみました。

(右写真右側)

もちっとしながら、粒はしっかり孤立した炊き上がりのおいしいお米です。


生産量が増えなければ、知名度はまだまだ。

爽やかな「風さやか」…今後の展開に期待して一目です。

    ★2013年発売

        http://www.ja-shinshuueda.iijan.or.jp/news/2013/12/post_130.php





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