「作る人、売る人、飲む人…みんなで育てるワイン」



ワイン用 長野県は生産量全国一位のワイン用ブドウの産地です。

ワインと言えば山梨県が浮かびますが、地球温暖化の影響もあり、長野県でのブドウ栽培が増えています。

また、ワインの製造も、法律の規制を緩和した構造改革特別区域「ワイン特区」の認定により、小規模ワイナリーが増えています。


先日、東御市で「千曲川ワインバレー構想と東御市

の役割」の演題で、玉村豊男氏の講演会があり、聴講してきました。

東御市は、平成20年にワイン特区に認定されています。


信州の東信地域の中で、さらに上小地域と呼ばれている上田市と東御市(旧小県郡)は、日本で2番目に降雨量が少ない地域。(一位は、北海道網走とか)

そのため、ワインの栽培適地で、最近、注目の産地になっています。


長野県の「信州ワインバレー構想」はフランスのワインづくりの魅力を意識したもので、川の流域に住む人の暮らしに沿い、地域に根づいた個性あるワインづくりの創出を目指すものです。

千曲川流域は、千曲川ワインバレーと区分けされています。

   ★「地元で育てたワインを飲もう」 
       http://blog.goo.ne.jp/megumico_k/e/69b1b248342dee0c9d84cb712685eb6a












基本は、ブドウを育てる農業にありますが、そこに産業が育ち、人の暮らしが活性化することを願う信州ワインバレー構想。

講演参加者の女性が、昨年数回行った「楽しく学ぶワイン講座」は、栽培やワインの知識を知るだけでなく、市民全体の食生活の中でワインが一般化する取り組みが必要だとおっしゃっていました。

そうです…。食文化にワインが当たり前にあるものになることが、フランスのようなワイン文化に近づくことでしょう。


どんなワインでも、自分に合うワインを楽しく飲んで欲しい…。

玉村氏の願いは、ワイン文化の拡大と、地域の活性化を望むものでした。


モノづくりと販売を考える時、いいものを目指してつくる事と、売れることは別のものです。

しかし、「何のために」「何を目指して」を共有する時、「作る人」「売る人」「飲む人」が結びつくことがあるでしょう。

そして、それを継続させる原点には、“おいしさ”と“価格”があるもので…。

高品質生産とコストパフォーマンスが長期的な課題になりそうです。



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一昨年、「信州ワインバレー構想」を知り、ワイン用ブドウを取材しました。