「佐久市子ども未来館…雨の日に出合った宇宙」


昨日の信州は、夏休み最終日曜日。

夏が去ったような肌寒い雨の一日でした。そんな日曜日…、佐久市子ども未来館のプラネタリウムで約2ヶ月間放映されていた「HAYABUSA」の最終日23日が迫ったため、近辺は家族連れですごい賑わいでした。



今月に入ってすぐ、入館者80万人を突破した佐久市子ども未来館。
放映終盤と共に、特別企画として、「はやぶさ」のカプセル県内初公開が今日22日まで(4日間)ということもあり、駐車場には県外、県内(松本、諏訪)のナンバー車が並び、近隣の特設駐車場にもたくさんの車が駐車されていました。



春夏秋冬いつもそよ風-宇宙食

佐久市には、日本一の天体望遠鏡のある「うすだスタードーム」JAXA臼田宇宙空間観測所(旧臼田町)があります。

宇宙を飛行したはやぶさとの通信をしたことからも、縁深い場所です。


折角の機会で、知りたいスイッチが入り、混み合いを覚悟で私も「はやぶさ」という宇宙空間に近づいてきました。

  ★小惑星探査機「はやぶさ」   

 http  ://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html


任務を遂行する小惑星探査機「はやぶさ」の宇宙の旅を擬人化して描いたこの映像。

昨年、7年間の宇宙の旅から帰還した「はやぶさ」の姿が、今の日本に何かを語りかけるように描かれています。
   ★「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」

       http://www.live-net.co.jp/live/hhdk/index.htm  




                                                  
春夏秋冬いつもそよ風-はやぶさ はやぶさは、小惑星イトカワの探査を目的に2003年5月、打ち上げられ、その結果、世界初、人類初のミッションをなし遂げました。


採取地に選ばれた太陽系小惑星イトカワは、日本のロケット開発の父・糸川英夫氏の名を命名したもの。

地球と小惑星イトカワを往復飛行し、地球の成り立ちを解き明かすサンプルの採取を探査機はやぶさに託したのです。

                                    


イトカワに着陸する際に起きたトラブルによる通信断絶、イオンエンジン4基が寿命を迎え、人間の心停止の状態になるなど、多くの危機を克服して帰還したはやぶさ。

はやぶさを襲うそんな危機をも細い糸で繋ぎ、目的を達成させた背景には、技術による危機管理の綿密さと、関係者の熱い想いや祈りがあったようです。


万が一の際の危機回避の方法を何重にも持つことが危機管理になります。

心停止したはやぶさは、地球で見守る人々の祈りに応え、エンジンの中和器の存在でイオンエンジンが復活し、その旅を終えられたのだそうです。



「何のために技術開発があるのか」

それは、東北関東大震災を目の当たりにした私たちが考える、これからの課題です。


宇宙航空研究開発機構JAXAのプロジェクトマネージャー川口淳一郎氏は、

科学の追及は、“一番”より、“初”が大切だというメッセージを投げかけておられます。


子どもと未来を考えるとき、研究の目指すものの選択がされるのではないかと思います。

宇宙、地球、自然…、

人間が忘れてはならないのは、自然の中で生かされてきた身上です。


今、原発事故の収集に向けて、科学の先端技術が屈指されています。

技術開発の目指すところ。

夢を追う人、しあわせを願う人…、必要とされる技術の選択は人の心に託されています。

この秋、映画化された「はやぶさ」が公開されるそうです。 


 

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