「太陽、水、土、火、風…心に神を宿す」
神棚の榊の葉を替えました。
買い求めた葉には、思いがけず花が一輪咲いていました。
小さな花と蕾がふたつ。
なんだか良いことがありそうな気分になって、穏やかな気持ちで手を合わせていました。
祈り…。
私たちは昔から、天という大きな存在に見守られて、己の心と会話しながら生きてきたようです。
数年前、工場を建てたときの心を思い出します。
地鎮祭を終えた深夜…。
建ててしまったら簡単に無にすることの出来ない箱物を所有し、運営していく責任の重圧で眠れなくなり、引き寄せられるように工場に向かいました。
広大な用地の片隅で、月が照らす薄明かりの中で、風を身に受け、大きな自然に包まれている気分になりました。
特別な信仰を持たない私ですが、
お日さま、大地、水、風、そして火…、自然の神に祈りました。
健全な土づくりのためにがんばりますので、私を見守り、助けてくださいと…。
その昔、農耕民族の祖先たちは、台風や地震、洪水や干ばつなどの自然の猛威と向き合って暮らしていました。
生きる糧を得る農耕が実り多き年になるように、四季の流れとともに、農作業の目安が伝えられ、自然の神を祀り、感謝し、祈る、祭り事が行われました。
自分の力に不安を感じたとき、
神に守られ、自然の中で生かされていることを感じるのだと思います。
大自然の中において、人間は小さな存在です。
今、自然の恵みのはずだった空気、水、土が、放射性物質を運ぶ媒体と化しています。
どんなことでもどんなものでも開発できる、と思い違いした人間の過信が生んだ試練…。
私たちは真摯に自然の偉大さを見つめ直すときにきています。
人間は自然とともに生きる存在です。
自然を敬い、大切に共存することで、自然はそのエネルギーを恩恵として与えてくれます。
太陽光、風力、水力。
悠久の時を越えて、いつも人間とともに存在した自然エネルギー。
私たちは農耕で生かされていることが、生きる原点だと知るべきです。
どんなに科学が進歩しても、人が生きる原点にあるのは、水と空気。
生きるために無くてはならないものは、自然とともにあります。
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