「無農薬・有機・低硝酸・減肥…栽培努力を徒労にしたくない」
![春夏秋冬いつもそよ風-セルリー栽培](https://stat.ameba.jp/user_images/20110626/19/megumico-agri-s/3e/80/j/o0800057711314326648.jpg?caw=800)
セルリーポット施肥キチナーゼ栽培。
減肥をしても高品質なセルリーの生産を可能にした栽培技術です。
環境にやさしいセルリー栽培をする、この技術は、地下水への窒素の流亡を避け、セルリーの硝酸イオン含量も低減できる技術として、長野県「新しく普及に移す技術」に採択されています。
最近しみじみ想うこと…、
それは、今まで農業の現場で“安全な野菜づくり”のために積み重ねてきた様々な取り組みが、福島原発事故による放射性物質の放出で、その意義が大きく失われてしまったことです。
無農薬栽培・有機栽培・低硝酸栽培・減肥栽培…、
どれも、「安全で、安心して食べられる、健康的な作物」の生産のために取り組まれてきました。
残留農薬の心配を無くすための低農薬・無農薬栽培や、化学肥料を使わない有機栽培は、生産の現場では病虫害との闘いが付きもの。
収穫まで細心の注意が払われますが、安定した収量と採算性の高い栽培をすることは難しいものです。
野菜の硝酸イオン含量を低減する取り組みは、安全な野菜の生産のために10年以上前から必要とされていた研究テーマです。
人が作物に含まれる硝酸を多量に摂取すると、血液中のヘモグロビンと結合して酸欠状態を引き起こすメトヘモグロビン血症の原因となります。
硝酸の一部が体内で亜硝酸に変化することが、様々な疾病の誘因にもなるのだそうです。
「ブルーベビー」や胃ガン、インスリン依存型糖尿病への影響が知られています。
硝酸性窒素については、平成11年に、地下水の水質汚濁に係る環境基準に硝酸性窒素等が追加され、基準値は10mg/ℓ以下と定められています。
私たちが取り組んできた硝酸イオン含量低減技術は、マイナーながら、将来の健康を考えて必要とされる日のために積み上げてきたものです。
硝酸性窒素が水溶液中で硝酸イオンとなることを利用し、硝酸イオン含量を測りながら、様々な施肥条件での試験研究がされました。(硝酸イオン含量は、硝酸性窒素の値の4.4倍)
私自身、数百本のセルリーの硝酸イオン含量を調査してきました。
研究、開発、試験、普及…、全てはひとつの想いのために。
「人の健康と命を守るために…」。
放射性物質より、はるかに人体への影響の少ないこれらの物質。
放射性物質は、「安全」への評価レベルを地に下げるような存在です。
逃れることのできなくなった放射性物質汚染は、長い時間を掛けて積み上げてきた「安全な野菜づくり」への道を、厚い壁で遮ぎってしまいました。
しかし、私たちは研究普及を続けていきます。
身体に害のあるものは、どんなものも低減することがベストなのですから…。
★ポット施肥キチナーゼ栽培
http://ameblo.jp/megumico-agri-k/entry-10084742818.html
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