今日も一日が終わります。
指先についたセルリーの匂いが取れません。
今年も例年通り、セルリー栽培がはじまりました。
早朝、北信濃へ向かい、セルリーを播種。
いつも通りの季節の顔…。
こうして、作物の栽培は、毎年同じリズムで繰り返されます。
今年は、筋蒔きで育苗箱40枚。
小さな種を指先の感覚で落としていきます。
1㎜にも満たない小さな種が、2㎏近くの大きなセルリーに育つことを思うと、いつも感動します。
3ヶ月の育苗期間を経て、生産者さんの下で育てられるこのセルリー。
日々のたゆまぬ努力の繰り返しが、その結果に影響する…。
作物や子供を育てる作業には、人を成長させる積み上げがあります。
育苗ハウスの中には、グリーンアスパラやメロンの苗が、配苗を待っています。
数ヵ月後、食卓を賑わす信州の味覚になります。
東北関東大震災の余波で、作物が安く買い叩かれ、消費も伸びないそうです。
農業経営が厳しい時代に、さらに暗い影…。
でも、生産の現場は、負けません。
いつも通りに栽培することが、継続の力。
自然と向かい合ってきた農業生産は、「栽培」という行動をするしかないのです。
時期を逃すことなく、いつも通りの作業をすることで、太陽と土と水の自然の恵みが、豊かな実りを与えてくれます。
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