定期的に榊を買っています。
冬は部屋の上部に熱がこもり、乾燥しているため、春秋のように長持ちしません。
神棚には欠かせないものですが、最近は造花もあり、東日本は西日本と比べて榊の販売量は少ないと聞きます。
榊の商品づくりは、葉の長さがバランスよく束ねられています。
一本ずつ手間を掛け、どんな方たちが生産しているのでしょうか。
…これも消費経済の中にある、生活に密着した"商品"です。
出来ることなら、自然の恵みを神に供えたいものです。
毎年初夏の夜、幻想的な光を放つキクの電照栽培をしていたハウスです。
★キクの電照栽培
http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-10115053482.html
岩手県、福島県、茨城県と共に、長野県もキクの露地栽培、ハウス栽培の産地です。
私が住む長野県東信地域は、輸入や大量生産で花の市場価格が年々下がり、その上、消費の衰退や生産者さんの高齢化も要因となり、生産を止めたり、野菜の栽培に集中するケースが目立ってきました。
慶弔時には欠かせないキクやユリ、トルコギキョウなどの花。
造花などが供えられているお墓もありますが、神棚の榊と同様に、生花を供えて祈る心が大切な気がしてなりません。
未曾有の大震災の直撃を受けた被災地では、今は、衣食住の生活最低源の必要物質を必要としているときです。
身体を生かすために必要なもの…。
生きるために、必要な睡眠、食事。
生きる環境に必要な衣服、道具など。
でも、命をつなぐ暮らしが落ち着いたら、この後きっと、眠らせてきた心が目覚めます。
亡くなった方や行方不明の方々への断ち切れない想い、止まった時間。
前進するための心の切り替えには、大切な方への心の区切りが必要となるでしょう。
被災地に生花をたくさん届けられる環境になりますように。
亡くなった方々を慈しむ想いを生花に託して、新たな出発をしてほしいと思います。
津波の悲惨な爪跡を残す日本で、「生きる」ことを託された被災者の皆さん。
清らかな花に想いを託し、生きているぬくもりを感じ、伝え、そして前進してください。
産地では、ご高齢の生産者さんもキクやカーネーション、トルコギキョウを一本ずつ大切に育ってています。
人の手から手へ、心から心へ…、つながる想いです。
被災者の皆さんの心のケアのために、花束の義援金を募ることが役立つ時期もいずれくると思います。
もし、今年栽培を続けることを迷っている生産者さんは、出来ることならぜひ、栽培を続けてください。
その花が、東北関東大震災で亡くなった方たちへのご供養の花にもなるはずですから…。
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