「思いがけなく知った昔話…」
年末いただいた、安曇野の和菓子を、お正月愉しませていただきました。
たかが風邪ですが、一応、病床の日々。
やさしい甘さは、心を穏やかにしてくれました。
和菓子セットの中にあった「八面大王」という小豆の和菓子。
まず、包装が日本の折り紙の技術の見事さを感じさせる箱で、気を惹かれました。
折り方を覚えておきたいような気持ちになって、何度も崩したり組み立てたり…。
この和菓子は、昔、東京土産でよく買ったものと似ていて、違いは、松の実がないのとシナモンの香りがしないところ。
小豆の上品な甘さにホッとします。
添えてあったリーフレットをみると、版画の挿絵と共に八面大王の民話が綴られていました。
安曇野を調べてみると、なんと、大王ワサビ農場の名前の由来は、この八面大王と知りました。
毎年、ワサビの花が咲く頃に訪ねる大王ワサビ農場。
気にも留めていなかった名前に、思いがけない繋がりがあって、妙にうれしくなりました。
★「八面大王」と「大王ワサビ農場」
http://www.geocities.jp/tyuou59/hatimenndaiou.html
★丸山菓子舗「八面大王」
http://maruyama-kashiho.com/index.php?id=15