京都南座の一部客席を貸し切って歌舞伎鑑賞した日~今日は歌舞伎の日~ | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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歌舞伎、生でみたことある?

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皆様、こんにちは。
 
 今日は朝から冷たい雨が降っています。
 
 一昨日、裸祭りが終わりましたが、まだまだ備前平野に春は来ないようです。
 
 さて、今日は「歌舞伎の日」なんですね。
 
 歌舞伎というキーワードで思い出すのは、やはり京都にいた学生時代の出来事でしょうか。
 
 当時、私は下宿ではなく学生寮におりました。
 
 当時の寮監先生が色々な季節ごとの行事をなさるのがお好きで、
 
 私たちも七夕や覚年会(一年のことを忘れるのではなく覚えておくようにという意味で
 
 忘年会とは呼びませんでした)など、実に様々な行事に参加しました。
 
 正直、その頃はいちいち面倒だなと思ったこともあります。
 
 しかし、年月が過ぎ去ってみれば、多感な時期にそういう様々な行事に参加できた
 
 ということは、これもまた貴重な想い出であったと思えます。
 
 さて、その数多くの行事の中でも、とりわけ目立つのが京都の南座の
 
 客席一部を寮で貸し切って行う歌舞伎鑑賞でした。
 
 その日は、本当に客席を私たちの寮が貸し切るのです。
 
 そのための積み立ても毎月、していました。
 
 時代小説を仮にも書く身で、こんなことを言うのは何ですが、、
 
 歌舞伎、分かるような分からないような―笑
 
 真に良さを理解できていたとは到底いえなかったであろうと思います。
 
 今ももしかしたら、たいして変わっていないかもしれないと思うと、
 
 あまりの成長得のなさに、冷や汗が流れます。
 
 大学直轄の寮は四つありましたが、こういう行事をやっていたのは
 
 恐らく私たちだけだったと思います。
 
 やはり、寮監先生の個性というものが寮に反映されていたのでしょう。
 
 当時、私たちの寮のこの歌舞伎鑑賞はちょっと有名だったみたいで、
 
 確かに、たくさんの女子大生がうち揃って南座で歌舞伎鑑賞というのは
 
 目立っていたように思います。
 
 そういえば、去年の教育学科のゼミ会の時、
 
 他の寮にいた人たちは―寮の同窓会なんて、卒業以来したことがないし、
 
 寮監の名前どころか顔も忘れた。
 
 と、笑っていました。
 
 ところが、私たちの寮だけはいまだに数年に一度は必ず同寮生が
 
 集まりますし、そのときには必ず寮監先生もいます。
 
 先生のお名前を忘れるどころではありません。
 
 つまりは、それだけ私たちの寮監先生は学生たちに与える影響力が
 
 大きかったのだろうし、南座歌舞伎鑑賞のような行事もまた
 
 学生たちにとっては寮での印象深い想い出の一つとなっているのだろうと
 
 思えますね。