東京新聞2012/10/21朝刊こちら特報部 コメ全袋検査まだ1/3
(いろいろ論点があるが、一点に絞る) 要旨byめぐ
吸収する濃度粒ごとに違い
昨年の経験で粒ごとに濃度が異なると判明。
「1粒3ベクレルのコメ40粒含まれていたら100ベクレル超す。だからこその全袋検査だ。ただ100ベクレル超のコメ袋が一つでも出てしまうと…」と不安を隠さない。
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こちら特報部も落ちたものだ。1粒3ベクレルのコメ40粒を一人で食ったら40粒で120ベクレルだ。
「だからこその全袋検査だ」とはなんたる言い草だ。飯食う時、一袋中の高濃度汚染米が均等に茶碗に盛られるはずもない。つか圧倒的多数の消費者は袋で買わない。
それなのに「食う側」からの視点が全くない。
めぐはこれまでもロシアン・ルーレットと思ってきたが、それは①被ばくの確率的影響②サンプル検査で食べるものそのものを検査した訳ではない、という理由だった。しかしこれは違う。全袋検査され流通したコメで1粒3ベクレルを33粒食ったら99ベクレルなのだ。しかも日本人の主食ですぜ。
全袋検査で曲がりなりにも合理性を見つけるとすれば、各人が一袋ずつ買って食べなければならぬ。炊く時も別々。そんなことは不可能だ。めぐの小説、牛野家のさりげない午後(ブログテーマでリンクしているので、次ページをクリックして1からお読み下さい)の上を行く現実に戦慄を覚える。
週刊現代オンラインではこの点に絞って報じている。