古仁屋の「みなと祭りと花火大会」を虎男と見たかったっちょ。
だけどや、こしき島の婆ちゃんがや
急変して、突然天国行ったわけ。
急遽、飛行機の便を変更して、鹿児島へ。
鹿児島空港から川内港、そして高速船乗らんば婆ちゃんには逢えんのだけど、だからこそ特別で貴重な場所でもあるわけ。
ここ、川内港よ。
百均のパズル買ったけど、紙がヨレヨレわけ。
相変わらず黒いや。
私は葬式に1日遅れで出れんで、とりあえず線香をあげて、手を合わせたけど、、、
正直、実感が湧かんちょや。
葬式出らんかったからかい。
また、こしき島にきたら、婆ちゃんが迎えに来そうな気分になる。
でも、頭では死んだっちわかってるっちょ。
思い出が強すぎるのかい。
不思議よや。
婆ちゃんは厳しい人だったけど、
よく気にかけてくれて電話よこしたや。
でも、方言強くて内容が分からんことも多かった。
何で、もっと会いに行かんかったかい。
悔し。
その夜は、こしき島の宿に泊まることに。
大部屋で、なかなかの修学旅行感があるや。
私もそこそこ内臓がズレたんですけど。
チビッ子は「泳ごう!」ち張り切って裏道を通り
虫さされたかもや。
人見知りもあってか、すぐ振り返って、私がおるか確認ばかりするストーカー男。
ちことで、一旦眠って、朝の5時に起き
こしき島の海は綺麗。
それから、鹿児島に戻る元気をつけるために、アイスクリームを兄貴が頬張っていました
こんな写真載せたら、ガハかまされるから内緒ど。
都会の鹿児島ではゲームセンターへ。
今夜は、この船で寝ます。
20年ぶりに乗った。
眠れるかい。
眠れるかい。
20年前も、なかなか眠れんかった。
まだ、夜の8時頃は明るいし、みんな起きてる
だけど
今回、私は眠いのに虎男が起きてしまったパターン。
船の外で父ちゃんと3人で海風に吹かれ、肌がベタベタ!
だけど、夜の海も好きわけ。
眺めながら、振り返ってみると
家族みんなで、こしき島行けて、婆ちゃんと会えて嬉しかったし、いとこも来てくれたし、こんなことは最初で最後だろうやっち思った。
母ちゃんにも会えたし、叔母達にも、その子供達にも会えた。
これは、婆ちゃんの最後の引き合わせだったわけ。ありがとうね。
そう思いながら、寝床に戻ると兄貴夫婦と弟はしっかり10-5時で爆睡しとった。
婆ちゃんが危ないかもっち、聞いてから、何度も何度も奄美から鹿児島の病院に通ってたもんや。
船生活に慣れとったが。
そして、朝5時に奄美到着。
名瀬港から古仁屋まで1時間弱。
奄美大島最南端の港町。
ただいまぁぁぁ。
奄美への段取り2017②につづく。かも