奄美への段取り2017① | 里めぐみ/Meg

里めぐみ/Meg

■奄美大島出身の旅人です
〜今は仙台で子育て中〜
■東北奄美会会長
■大工の娘
■ボイストレーニング教室のオーナー
『ボイスコントロール仙台教室』

https://www.voicecontrol.info/

去年の12月から奄美に帰るサバクリ(段取り)して、それを希望に生きてきました。
古仁屋の「みなと祭りと花火大会」を虎男と見たかったっちょ。

だけどや、こしき島の婆ちゃんがや
急変して、突然天国行ったわけ。

急遽、飛行機の便を変更して、鹿児島へ。
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ちゃんとヤクルト飲まして
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長旅だから虎男がバテらんようにや。

鹿児島空港から川内港、そして高速船乗らんば婆ちゃんには逢えんのだけど、だからこそ特別で貴重な場所でもあるわけ。
ここ、川内港よ。
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いとこのミホトン&息子が駆けつけてくれて虎男の面倒見てくれて、楽さしてもらったし、心強かったぁー
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高速船の中は暇だからや。
百均のパズル買ったけど、紙がヨレヨレわけ。

着いたら、まさかの父ちゃんがおった。
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久々の登場。
相変わらず黒いや。

私は葬式に1日遅れで出れんで、とりあえず線香をあげて、手を合わせたけど、、、

正直、実感が湧かんちょや。

葬式出らんかったからかい。

また、こしき島にきたら、婆ちゃんが迎えに来そうな気分になる。

でも、頭では死んだっちわかってるっちょ。
思い出が強すぎるのかい。

不思議よや。
婆ちゃんは厳しい人だったけど、
よく気にかけてくれて電話よこしたや。
でも、方言強くて内容が分からんことも多かった。
何で、もっと会いに行かんかったかい。
悔し。
 



その夜は、こしき島の宿に泊まることに。
大部屋で、なかなかの修学旅行感があるや。
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還暦ジジィがペッタンこになりました。
私もそこそこ内臓がズレたんですけど。

チビッ子は「泳ごう!」ち張り切って裏道を通り
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虎男、マリかいてれば。
虫さされたかもや。

人見知りもあってか、すぐ振り返って、私がおるか確認ばかりするストーカー男。
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そして、夕方6時の海は
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おい、すプロレスラーみたいや。

ちことで、一旦眠って、朝の5時に起き
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泳ぐことに。
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朝の方が快適だったや。
こしき島の海は綺麗。

それから、鹿児島に戻る元気をつけるために、アイスクリームを兄貴が頬張っていました
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こんな写真載せたら、ガハかまされるから内緒ど。

都会の鹿児島ではゲームセンターへ。
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そして、大きな船に乗って奄美に帰るんです。
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10時間かけて。
今夜は、この船で寝ます。

20年ぶりに乗った。
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眠れるかい。
眠れるかい。

20年前も、なかなか眠れんかった。
まだ、夜の8時頃は明るいし、みんな起きてる
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だけど
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眠れんがね!

今回、私は眠いのに虎男が起きてしまったパターン。

船の外で父ちゃんと3人で海風に吹かれ、肌がベタベタ!
だけど、夜の海も好きわけ。

眺めながら、振り返ってみると

家族みんなで、こしき島行けて、婆ちゃんと会えて嬉しかったし、いとこも来てくれたし、こんなことは最初で最後だろうやっち思った。

母ちゃんにも会えたし、叔母達にも、その子供達にも会えた。

これは、婆ちゃんの最後の引き合わせだったわけ。ありがとうね。

そう思いながら、寝床に戻ると兄貴夫婦と弟はしっかり10-5時で爆睡しとった。

婆ちゃんが危ないかもっち、聞いてから、何度も何度も奄美から鹿児島の病院に通ってたもんや。
船生活に慣れとったが。


そして、朝5時に奄美到着。
名瀬港から古仁屋まで1時間弱。

奄美大島最南端の港町。
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ぁあぁああー
ただいまぁぁぁ。

奄美への段取り2017②につづく。かも