裏磐梯大塩を後にして一路、長閑な集落へ。
只見川の支流、滝谷川沿いにに点在する西山温泉。
滝谷川沿いに源泉の異なる宿が数軒あり、今なお湯治宿の風情を留める。
日本の原風景が息づく昔ながらの湯治場といった佇まい、
旅情が掻き立てられます
前回訪問したのは老沢温泉旅館。
ついこの間のように思えるけどもう三年も経っていたのね…。
さて、今回の初訪問の温泉
西山温泉 旅館中の湯
各旅館が自家源泉を有し、旅館中の湯も共有源泉の「荒湯」の他に、「中の湯」「杉の湯」の自家源泉二本を併せ持つ
浴場は本館の浴場と離れの浴舎の二か所
最初は一か所のみ利用予定でしたが、問い合わせたところ30分程待てば離れの浴舎を貸切利用できるとのこと
せっかくなので本館で湯をいただいた後、離れ浴舎でも貸切させていただくことに
どこかノスタルジックな雰囲気が漂う母屋。
ゆったりとした時間が流れ、湯に入る前から早くもリラックスモード突入( ̄▽+ ̄*)
棚&籠のシンプルな脱衣室。
シンプルイズベスト
杉の湯
含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(硫化水素型)
ph6・4
61・9℃
成分総計 4.025mg/㎏
しっぽり落ち着く浴室に一人きり:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。
貸切サイズの御影石縁の湯船。
透明な源泉が満々と張られ、細かい湯花が真っ白な新雪のように薄っすらと積もっている
湯口からは杉の湯源泉が静かに注がれ、湯船内は適温の42℃。
同時に湯口から配管した塩ビ管からも、結構な量の源泉が洗い場へと落とされています。
湯船に身を沈めると粉状の湯花が舞い上がり、霧のように広がっていく
とても温まる、出汁風味の仄かに塩辛い湯。
パウダーイン化粧水のように少しトロっとした肌当たりで、身体中に纏わりつくような明瞭なツルスベ感
仄かに鼻をかすめる硫黄の匂いも心地よい
窓からは一面に染まる緑。
床をサワサワ流れていく湯を眺めながら、静かな時を過ごしました
では、別館へ移動します。─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
会津西山温泉 旅館中の湯
福島県河沼郡柳津町砂子原長窪884
0241-43-2424
本館 内風呂/500円
別館 桧露天風呂/800円
10:00~15:00